見出し画像

【検証】最近話題の無料求人サイトは本当に応募があるのか?

CMでも宣伝されているように最近は無料で求人広告を掲載できる時代になりました。

これまでは、アルバイト募集の場合でも最低2万円~3万円、正社員なら20万円以上の費用が必要で、中小企業や資金の少ないベンチャー企業が人材を募集しようと思うと、かなりの経費と労力を消費していました。

応募があり、採用できるならまだしも、せっかく求人広告を掲載しても応募すらゼロの可能性も高く、本当に一種のギャンブルと言っても過言ではないでしょう。

そのような、求人広告のあり方を変えたのがindeedの登場です。

基本的に無料で掲載出来て、しかも効果があるということで、多くの企業が活用しています。

さらに言うと、求人広告とは違い自分で原稿を作り、好きなタイミングで募集出来る事から、即効性が期待できます。

すぐにでも人材が欲しいというのに、求人広告を利用しようと思うと1週間~2週間程度の準備期間が発生します。

さらに、そこから応募を待ち面接を実施し、採用しようと思うと4週間ぐらいかかることも普通にあります。

しかし、無料求人媒体の場合は、出したいタイミングですぐに掲載開始出来るので、当日中には応募者が来るということも珍しくありません。

メリットしかないように感じる無料求人媒体ですが「効果を期待できないのでは?」と敬遠する人もいます。

そこで、今回は無料求人媒体を使ってどの程度の応募を獲得できたのか、4業種の実績をまとめてみました。


①Indeed×ドライバー

検証1

月収40万円の企業チャーター配送のドライバー募集に対して月30件の超える応募を獲得することが出来ました。
2019年の話なので、コロナウイルスによる求職需要の拡大などは一切関係ありません。
Indeedに掲載する前も、継続的に求人情報誌や求人サイトに掲載していたのですが、応募はほとんどなく、月に1件でもあれば多い方でした。
それが、無料媒体でいきなり30件もの応募が来てしまうのですからビックリです。
どんなことをやったかというと、「Indeedで無料掲載をした」たったそれだけです。
原稿内容や条件は一切変えずに、無料で掲載できるIndeedに乗り換えただけです。
現在も継続的に無料で掲載しており、このペースでいくと年間300応募ほど集められそうです。
これまでは、有料で年間5応募あれば多い方だったので、約60倍の効果を得られています。
ずっと続く保証はありませんが、無料で来る限りは、有料掲載に戻すつもりはありません。
ちなみに、Indeedではクリック課金型の有料オプションも存在します。
さらなる応募数増加を目指して1か月間だけ有料オプションを利用しましたが、結果は変わりませんでした。
応募が止まれば再度、有料オプションを検討しますが、応募が来ているうちは、有料オプションすら必要ないと考えています。


②エンゲージ×製造

検証2

時給1500円と少し高めの時給ではありますが、月20件の応募を獲得することが出来ました。
同時期に有料媒体においても掲載していたのですが、そちらは11件と無料媒体のエンゲージに劣る結果となりました。
応募者の質に関しても、それほど違いはなく、無料だからという理由で悪いことは一切ありませんでした。
無料媒体の場合、有料に比べて発見率は低くなる傾向にありますが、時給が相場より高ければ求職者は探し出してくれます。
なので、相場以下なら有料媒体、相場以上なら無料媒体と使い分けを行うのもいいのかなと思います。


③求人ボックス×警備

検証3

日給10000円の交通誘導警備の募集を求人ボックスで行ったのですが結果はゼロでした。
警備員募集以外でも製造・ドライバー・営業職などでも求人ボックスを利用しましたが応募はゼロでした。
ただ、1クリック100円で利用できるクリック課金型の有料オプションが存在します。
そちらを利用すると、ある程度は応募を得られるようになります。
Indeedは近年、クリック単価が上がってきており、警備の場合1クリックで300円~500円が相場となってきています。
それに比べて、求人ボックスの場合は100円以下なので、クリック単価を抑えたい場合に有効と言えます。
求人倍率が高い職種においては、求人ボックスの無料利用で応募を得ることはかなりハードルが高い状態です。
事務員など求人倍率が低い職種であれば、求人ボックスであっても応募を得られるはずなので、ぜひ利用してみてください。


④スタンバイ(かんたん求人作成)×エンジニア

検証4

月収22万円~の組み込み系ソフトのエンジニアをスタンバイで募集を行ったのですが結果はゼロでした。
エンジニアの採用自体が難しいので何とも言えませんが、スタンバイの場合、他の職種・業種においても応募が無い状況なので、それほど期待できる媒体ではないと考えています。
スタンバイのサイトの利用者も後発の「求人ボックス」に負けていると言う情報もあるので、今後も勝ち目はないでしょう。
ただ、基本無料で使えて、スカウトも無料で使えるので、登録しておいて損はないと思います。
あくまでも、登録する時間があれば、コピペで登録するぐらいの媒体で大丈夫だと思います。


まとめ:無料媒体で使えるのはIndeed・エンゲージ

様々な無料媒体が増えつつある状況ですが、最終的に効果が得られやすいのは、Indeedとエンゲージです。

この二つ以外の媒体は、それほど重視しなくても問題ありません。

ただ、相性によって異なりますので時間があれば、様々な媒体でテストしてみるのが一番です。

主要な無料媒体
・indeed
・engage
・求人ボックス
・かんたん求人作成
・げんきワーク
・ジモティー
・無料求人com
・採用課長
・ジョブオプLite

求人媒体の世界は、SEO次第で大きく効果が変わります。

昨日まではIndeedの一強だったにもかかわらず、今日は別の媒体が首位を獲得している事もあります。

ですので、時代に合わせてどれを使いのか、はたまた全部使うのか、そのあたりも考えていく必要があります。


無料媒体で原稿を作るのが面倒な方へ

有料媒体の場合は、条件を広告会社に伝えるだけで広告を作ってくれましたが、無料の媒体では自分で原稿を考えなくてはなりません。

文字ベースの原稿で言いとはいっても、初めての方には負担も大きいと思います。

当社では求人作成の代行業務も行っております。

有料媒体に掲載するよりも圧倒的に低価格なのでリスクを最小限に募集することが出来ます。

無料媒体に掲載したいけど、自分で設定するのが面倒という方はご相談ください。


連絡先

株式会社ホープデンキ 人材採用担当
神奈川県横浜市緑区白山1丁目12番3号
Tel : 045-934-6087 / fax : 045-934-6394
フリーダイヤル: 0120-045-934
メールアドレス:y-takano@hope-dk.co.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?