「あたりまえのアダムス」（ロバート・アップデグラフ、ダイヤモンド社）を読んで

一言で言えば「素朴なひたむきさ」という事に尽きるだろう。
素朴とは、飾り気のないありのままであるとか、考え方などが単純であるという意味である。自分の目で見た事実をもとに常識でとことん考える。
　あたりまえとはシンプルで当然の事だといっても、世間の固定観念があると何を当然の事とするのかの判断の眼鏡が曇ってしまうだろう。

あたりまえとこじつけの違い
・単純か
・人間の本性に合うか
・シンプルに説明できるか
・人の気持ちを動かす力があるか

あたりまえを実行する方法
・物事をゼロから始める。既成の固定観念にとらわれない
・逆の発想を考えてみる
・人の意見を聞く。独りよがりの考えにとらわれない
・今までに無かった発想はなかったかを探す。盲点
・固有のニーズがないかを考える