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素数とバレーボール(平岡陽明・講談社)を読んで

名言:
悪の放置するのも悪

忘れた喜びの価値を悲しみは思い出させる

本来、素数とバレーボールには関係がない。
素数が好きな天才少年ガンプ君がバレーボール部に入部し、そのガンプ君が将来、大金持ちになるが不治の病になってしまうという話だ。
それにしても、ガンプ君はいい奴だ。
頭がいいだけでなく、優しくて性格がいい。
財団の教祖的存在になるはずだ。
一緒にバレーボールをしていた仲間に億の大金を配り、受け取った仲間たちは、いろいろな使い道があるんだけど、株とかは、やっぱり素人は失敗するというのがセオリーになっている。
自分にもガンプ君みたいな友達がいたらなあ、なんて思った。

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