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拭いても拭いても涙がこぼれるお話(浅田宗一郎・PHP)を読んで

感動的な短編物語集だが、涙は出なかった。
「拭いても拭いても」というのは、大げさすぎる気がした。
ただ、永遠の願い、という話には、少し感動した。とても美しい魂を見た、といった感じです。
どの物語もパターンが決まっていて、
何年何月に生まれて、学校に入り、卒業したら職場で出会いがあって、結婚して子供が出来てという流れで書かれているのが殆どだった。
どの話も最後は希望でまとめられているのが、安心して読めた理由かと思う。

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