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「えんとつ町のプペル」(西野亮廣・幻冬舎)を読んで(絵本)

 ルビッチは好奇心旺盛で優しい子。誰からも嫌われているゴミ人間にやさしく接する。えんとつ町は煙に覆われた町で誰もホシを見たことがない。ゴミ人間はいじめられ、体がボロボロになっていくが、ルビッチと二人でホシを見に行き、自分の命と引き換えにルビッチにプレゼントしようとする。ラストはゴミ人間はルビッチのお父さんだった。
 映画を見たらすごく感動して泣いてしまいそうなストーリーでした。最後は星を見ながらお互いの思いを語り合ったのだろう。ルビッチはお父さんに会えてとても嬉しかったと思う。2人は母と一緒に3人で暮らし、時々星を見に行っているのだろうな。星を見ないで煙に覆われた世界でせせこましく生きている人と、他人のために自分の命を捧げる覚悟で生きていた人と、どちらがゴミ人間だろうと思いました。

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