建設的な議論ができない職場
昨日会社の会議で建設的な議論をできない場面がありました。会社が目指している心理的安全性な職場とはまだまだほど遠い状況です。何が原因だったのか考えてみました。
一つ目
一部の人にとってはもうすでに結論が出ていると思っていたことが議題だったことが一つの要因であると思いました。結論が出ていることを蒸し返されたと思っていたと思います。
仮に結論が一度出席者の中で出ていたとしても、その結論に懸念されることがある意見があった場合、まだ結論を変えることに間に合うのであればその意見にも耳を傾けて議論をすることで、より良い結論が導き出される可能性があると思います。
より良い結論となる可能性よりも、一度決めた結論を覆されることに対してプライドが傷つくという防衛心が勝り、新しい意見を聞こうとせず発言者に対して無礼な態度や応答が繰り返されたのだと思いました。
二つ目
階級の違いです。
私はフラットな立場で建設的な議論をする場であると思っていましたが、フラットに議論するという前提が一部の出席者にはなかったのではないかと考えました。出席者は、部長1名、50代の役職課長が二人、担当者が三名でした。発言者は40代の担当者の方でした。まずこの階級や年齢の違いによって部長や課長は自分が発言者より上の立場であるという意識が強かったように感じました。組織で上の層の立場が人が、自分より下の発言者がまっとうな意見をいうことに対して、気にいらなかったようにも感じました。
三つ目
議題について議論できるような自分の意見を持っていない出席者がいたのではないかと思いました。一部の出席者の中で結論がでていることになっていた案は、彼らよりさらに上位者の提案内容でした。自分より上の方が提案した内容に同調していただけで、自分の考えや意見がなかったのではないかと思いました。意見がないため、議論ができず、ただ発言者の意見をつぶすために、罵倒したり批判することしかできなかったのではないかと思いました
ではどうすれば良いのかです。
いまのところよい考えは私にはありません。
このような役職課長、部長(マネージャー)がいる組織において心理的安全な職場を作ることは難しいのではないかと思います。
役職の上下は関係なく、お互い敬意を払って意見を対等にあつかうことができなければ、フラットな議論をすることは難しいと思いました。
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