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娘の英語力
前回、英語の習得環境を整えるのは、「いますぐ!」と書いたが、まず何から始めたら良いのか。
具体的な方法の前に、10歳の娘がこれまでどのような環境で英語に触れてきたか、英語力がどのように伸びてきたのか、整理してみたい。
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英語を「アウトプットする場」をいかに作るか
最初の記事でも書いた通り、「英語「を」学ぶのではなく、英語「で」何かをする」ということにこだわっている我々夫婦。
娘が生まれた直後から、自宅で「英語の音」を流したり、英語の絵本を読み聞かせたり、英語で話しかけたりし続けていたものの、それらはあくまで英語の「インプット」でしかない。
幼稚園に入るくらいのタイミングで、最初の習い事を探す際、大事にした「軸」は、
英語を「アウトプット」し、英語「で」何かをできる環境
ということ。
探しているうちに見つけたのが、英語「で」バレエ教室。
講師が「英語で」バレエを教えてくれるのはもちろん、子どもにも「英語で」話すように促してくれる環境。
バレエ自体を楽しんでいた娘にとって、それを教えてもらったり、自分のことを話したりする「手段」が「英語」のみだったため、「英語でアウトプット」することにも、少しずつ慣れていった。
同じように、英語「で」ものづくり(絵を描いたり工作したりする)教室が自宅近くに新しくできたため、試しに行ったら娘が気に入ったため、しばらく通った。
バレエと同様、絵を描いたり工作したりすること自体が大好きな娘にとって、それを楽しむ際の言語が英語であることは気にならない様子だった。
このように、何かを楽しみながら、自然に英語をアウトプットする場を重視してきた。結果、0-2歳でインプットし続けていた英語を、3歳からアウトプットする場を得たことで、3歳の終わりくらいには、簡単な会話であればだいぶできるようになっていた。
いざ、インターナショナルスクールへ
3歳までに築いた英語力を土台に、年中の年からインターナショナルスクール(幼稚園)に転園することに。
(転園することにしたメインの目的は英語のためではないものの、ここでは英語面での話に絞って記載したい)
正直、年少の年からインターナショナルスクール(以下、インター)に通っている子たちと同じクラスに途中から入ることになるため、ついて行けるか不安だらけだったが、以外とすんなりなじんで、すぐに新しい環境を楽しめるようになっていた。
そこで実感したのは、インターに入るまでの間も、娘が英語を「アウトプットする場」を作っていたからこそ、すぐになじめた、ということ。
毎週平日5時間 × 5日間 × 約40週間 × 2年間 = 2,000時間
を「100%英語」の環境で過ごした娘。
特に英検の「勉強」をすることなく、年長の1年間で、5級、4級、3級と一発合格してしまった。正直、3級まで合格するとは予想していなかったので、驚いた。
その後、小学校1年生で準2級、2年生で2級に合格したところで、いったん英検の受験はストップした(英検そのものを目的としていないため)。
今回は、娘が英語を習得してきた大まかな流れを書いてきたが、次回以降、それぞれのタイミングで取り組んでいたことについて深掘りしていきたい。
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