寝れない夜。初めての休職。

休職1日目が終わった。寝れない。

昨日は9:00に起きて、引き継ぎ忘れていた件の連絡をした。その後もメールがポンポンきていて、先輩たちは今日も働いてるのに私は休んでいるんだなあなんてぼんやり思った。

そのあとはメンタルクリニックに行った。
1個目に行ったメンタルクリニックの先生がなんだか事務的で威圧的で、ちゃんと診断された感じがなくモヤモヤしたので、別のところへ行ってきた。

適応障害でなくうつ病なんだそうだ。

何がどう違うのかわからないけど、なんとなくすごそうな感じがした。阿呆の感想しか浮かばなかった。
でも、先生が「『うつ病』だから治ります」って言ってくれたのは非常に安心した。

先生は優しく、的確に端的に話してくれたのでかなりリラックスできた。

前はオンラインでの診断だったのではじめて病院に行ったんだけれど、
メンタルクリニックってのはかなり細かな工夫が詰まっている。
待合室はカフェのカウンターのようになっていて他人の目が気にならないように壁向きに座るようになっている。
番号札を渡されて名前で呼ばないようにする。
診断の時は必ず紙の文字を指を刺しながら話す。

細かな工夫に感動をしたし
工夫がされるだけの知見が集まっていて、それだけ多くの人が悩んでおり、偉い人たちがたくさん考えている証拠なんだと感じられて、
それもたまらなく安心した。
私だけじゃないんだなあって。


そういえば、前のメンクリの時もそうだけど、仕事の内容は特に深掘りされなかった。
業務時間の話だけ。
逆に言うと業務時間だけでも十分に病の診断足り得たんだろう。

もしこの仮説がそれならば、うちの部は皆同じ時間働いているので、全員がうつ病になり得ることになる。
うちの会社は9時5時が定時だけれど、だいたい20時とかおそい人だと23時とかまで働いている。この前19:30に帰ろうとしたら今日は早いねーと素で言われた。

確かに残業時間は長い。比較的新人メンツばかりだから、若さで乗り越えている感じはある。
でも日本の会社で珍しいほどの残業時間じゃないとも思うんだけど、どうなんだろう。

そして、もし業務時間が原因で私のように精神疾患の診断が降りている人がたくさんいるのだとしたら、
この社会のスピードに人間が耐えられなくなりつつあるのだとしたら、
それはなんのための「進歩」で「効率』で「便利の追求」なんだろう。

なんてことを考えて、もんにゃりする。

診断の後、少しだけの薬と漢方をもらって
散歩をして図書館に行ってほうじ茶ラテを飲んで帰ってきた。

久しぶりに空の青さや川の音に心を動かされてよかった。
なかなかいい1日だった。

それにしても寝れないなあ。
眠いのになあ。


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