ちほ

1991年生まれ。人口3300人の小さな町に小さな宿を作りました。「えのん」という宿で…

ちほ

1991年生まれ。人口3300人の小さな町に小さな宿を作りました。「えのん」という宿です。 女将として日々のんびり暮らしています。

最近の記事

愛はここにある。

こんにちは。ちほです。 だいぶ春めいてきましたが、世の中はお花見どころじゃない雰囲気。 どこか危機的な、そして自粛ムードも漂って 少し悲しく、そしてつまらない毎日を送る人もあるかと思いますが それでも毎日は続いていく。どう過ごすかは自分次第だなと、改めて思う日々です。 そんな毎日ではありますが、 とっても心が穏やかになった出来事をここに残しておこうかなと思います。 いつも通り、つらつらと綴ってみます。 少し時間が空いてしまったのですが わたしの誕生日をお祝いするという

    • どこで暮らすか。理由なんて一つでいい。

      こんにちは。ちほです。 朝はどんよりなお天気でぱらぱら雨も降っていたけれど すっかり晴れて、気持ちのいい陽気になりました。 春ですね。 北海道に住んでいた頃は 「立春」なんて嘘だろと思っていましたが いやあ。立春ですね。 阿武町にも、春がきました。 今日は、北海道に生まれ育ったわたしが東京で5年を過ごして そしてこの町に移住してきたその理由について残していきたいと思います。 「なんで阿武町に来たんですか?」 「阿武町にした決め手はなんだったんですか?」 この町に

      • 雨と強風のご機嫌な午後

        こんにちは。ちほです。 阿武町は嵐のように風が吹き荒れていて我が家はガタガタいっています。 こんな日々もだいぶ慣れました。 さて。 わたし、自分ってとことん無趣味だなと思っていて そんな自分にがっくりくることも多くて 特にここ最近は積極的に外に出てみていろんなものを見て、聴いて、感じて空間作りってどんなことかなみたいなものを感じて回ってるんですが もう、行くところ行くところみなさん本当にとても素敵で。 (山口に来てくれたら案内したいところがどんどん増えますね) 素敵って

        • 「幸せの瞬間」

          こんばんは。ちほです。 節分を過ぎて、少しずつ春が近づいてくるのでしょうか。 冬の鬱々とした山陰の曇り空も、たまには晴れ間を見せてくれるようになってきました。 ふと、写真フォルダを見返していたらなんとも言えない気持ちになって、胸にこみ上げてくるものがあったのでnoteに残してみようと思いました。 つらつら、とりとめもなく綴ってみます。 最近、考えることがすごく多くあって そんなときにたまたま見た写真や言葉に胸が救われることってあったりしませんか? わたしは今日がそれで

        愛はここにある。

          都会から小さな町へIターンしたわたしがここで出来ること

          こんばんは。少し日が空いて、気がつくと秋も深まり、すっかり寒くなってしましました。 先日祖母に電話をしたら、富良野はもう雪が降って道路がわやだって、そんな話になりました。もうすぐそこは冬ですね。 さて、先日わたしはちょっとだけ悩んでいて、「女将」として、「中村千穂」としてどんな風に存在できているんだろう、どうあればいいんだろうみたいなことをfacebookで投稿しました。 その投稿にはわたしが今まで27年間で出逢った色々な方たちが、それはそれは温かいメッセージを残してくださ

          都会から小さな町へIターンしたわたしがここで出来ること

          ただ隣にいるということ

          「わたしという存在そのものが誰かの居場所になれたら」 そう思ってずっとここまで来ました。 そんなわたしに、夫はいつも「ただいてくれるだけでいいんだよ」と言ってくれます。 「何もできてない。」 そんな風に想ってくれるあなたへ。と言う気持ちで、今これを綴っています。 わたしがイメージしてきたなりたい人間像は、 そこに自分がいるだけで、そこに陽が当たっているような暖かい、オレンジみたいな黄色みたいなそんな風で 今日嫌なことがあったなあ、とか 何だか最近これこれで元気が出な

          ただ隣にいるということ

          便利が怖い

          こんにちは。ちほです。 ばーっと雨が降ったり、カラッカラに晴れてみたり、かと思えばずーんと重たい空になったり。 安定しないお天気が続きますが、皆さんお元気ですか? 私は先週、頭が割れるように痛くって、もう駄目だ、、、と思ったりもしましたが、お天気の回復と共に頭痛も快方に向かい、なんとか元気でやっております。 大雨で九州の方が大変なことになっているようで、お世話になった方も多いので心配しています。どうかご無事で。 さて。そんな今日この頃ですが 私が感じていた「モヤっと」が少

          便利が怖い

          気がついたら季節を過ぎていた

          こんにちは。ちほです。 なんとお久しぶりになってしまいました。 前回は確か、「名前を呼んでもらえて、嬉しい」。 優しくて温かい春の下諏訪の記録。 そんなときから気がついたら、わたしも阿武町に移住して1ヶ月と少しが経っていました。 駆け抜けた毎日。この前まで桜がそこらじゅうに咲いていたのに、 もう紫陽花が道の脇に顔を出してくれる季節になっていました。 広い広い古民家に、りゅうさんと二人の生活。 陽が昇ったら目が覚めて 鳥の鳴き声と一緒に洗濯機を回して ハエや蜂と戦いな

          気がついたら季節を過ぎていた

          得られたものはその時わからなくてもいい

          こんにちは。ちほです。 気がつけば4月も半ば。下諏訪はずっと寒い日が続いて、この前は雪が降って目を丸くさせられたりしましたが、やっと春めいて暖かくなってきました。1ヶ月弱の女将修行もあと少し。あっという間です。 今日は自分の備忘録的に思っていたことを文章にしてみようと思います。 時間があったら、どうぞ読んでやってください。 「そのとき見える結果」って全てじゃない 日々いろんなゲストさんと関わっていると、旅の話なんかがかなりの頻度で出てきたりして、私がベルギーに行った時の

          得られたものはその時わからなくてもいい

          名前を呼んでもらえて、嬉しい。

          おはようございます。 初めまして。ちほです。 北海道生まれ、北海道育ちの女子です。 東京で5年間働いて、この4月から仕事を変えて夫と新しい暮らしを始めました。 新しく住むのは山口県。ひとまず先に、下諏訪町のゲストハウスで働きながら暮らしのヒントを探して、夫と離れて暮らしています。 東京では高円寺にいました。 飲み屋さんで出会った愉快な仲間たちと朝昼夕問わずどこかで会えてしまう、不思議なまち。どこか居心地の良さを感じながら過ごしていました。あの居心地の良さってなんだったんだ

          名前を呼んでもらえて、嬉しい。