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統合失調症? 映画「聲(こえ)のかたち」から感じたこと

こんにちは。

ほっこりんんりんです。


昨日、子供と「聲のかたち」を見たよ。


主人公の石田っていう男の子が、小学生の頃からイジメられて

いたせいか、高校になって人や外部の刺激を遮断するように

なっていった。

石田は、下を向いて、人の声を聞かないようにしていたし、

物事をよく見ないようにしていた。

そして、見ようとすると過呼吸になっていた。

そして、自分のことが嫌いだった。


・・・・、私、それよく分かるんだあ。

私は、小さい頃から毎日のように本来、ホッとする場所である

家庭が、けんかざんまいだったから、恐怖で貝のように自分の殻に

閉じこもっちゃったんだ。


コミニュケーションの土台である家庭で、”しゃべる”という行為が

なかったため、当然学校でもしゃべれないから、友達がいなかった。

”ぼっち”だったよ。


それに、家に帰ると毎日、ののしりあいと罵倒の言葉を

シャワーのように浴びせられたせいか、

外に出て、誰か知らない人が笑っていると、

私のことをバカにして笑っているんだ、と

考えるようになった。

そして、人と会うと極度に緊張するようになったなあ。

こいつは私のこと攻撃しないだろうか?と思い

いつも人と会う時、必要以上に身構えていた。

だから、人と会うのが、とても疲れた。

まあ、今でもノリノリ系の集団は苦手だ。


そんな気持ちしばらく続いたなあ。

なんか統合失調症になると、思い込みが激しくなるんだってね。

だから私が、病院にいったら、統合失調症と言われ

薬を処方されただろうね。


子供を産んで、子供の成長とともに、ママ達の集まり、学校の参観日に

行くのがとても怖かった。

怖いと思う反面、「友達」「仲間」「ランチ会」などに

あこがれていた。

孤独で、寂しかったのと、自分という存在を確認したかったからかなあ。


だけど、いざ行くとなると心臓がバクバクし、行くまでの用意に、

2時間ぐらい費やしていた。

まるで、一大イベントが起こるかのように、

全身に力が入って、洋服を5着ぐらい着替えたり、

化粧をバッチリ塗ったりととても構えて行っていた。

完全に子供のためじゃなくて、自分のためだね。

人が聞いたら、あきれるだろうけど、当時の私は必死だった。

とにかく私に注目して欲しかった。

というか、注目してくれないと、そこに存在していいのか

怖くなっていた。

努力の甲斐も虚しく、注目されるはずもなく、自信喪失して引きこもる

ようになるんだけど。


しばらくは、参観日に行っても、ママさん達が、

私のことを「注目してなんかあらぬことを言っている」という思いが

とれなくて、いつも家に帰ってぐったりしていた。

ああ、そういえば診断で、私はHSP気質らしい。

でも、家庭環境が良ければ、”みんなが私の悪口を言っている”

という負の解釈は、しなかっただろうなあ。


私も、ずっと自分が嫌いだった。

自分が嫌いな人は、”死のう”と思うのかな?

映画の石田もそこに出てきた女の子も”死のう”としたから。

自分が嫌いだと自分を消したいと思うのかな。

今考えると悲しいけど、”死にたい”なあ、て思うことは

小さい頃から、何回かあったなあ。

誰も私のことなんて見てくれていない、

私が死んでも誰も悲しまない、

お葬式も来てくれる人は少ないだろうなあ、

そんな気持ちになって。

だから、生きるために愛情をもらうってとても大切だね。

今では、大切な人に、愛を持って接しようと思えるけど、

長い間、ずっと愛情に飢えていたなあ。


そうそう、「聲のかたち」の中の石田は、友達ができて、

心を少しずつ開いていくんだけど、その時に下を向いていた顔を

あげれるようになった時に、周りの人の顔が鮮明に見え出して、

声もはっきり聞こえるようになって、感動して終わるストーリー

なんだけど、

私も、自分が落ち込まないように、傷つかないようにするため、下を向いて

人の声を聞かないようにしていた。

いつも頭の中で、自分の評価を気にしていたから、本当の情報を

受け取れずにおどおどして生きていた。

自分が、相手にどう思われるか?それがすべてだった。


最近は、少しずつ、顔を上げれるようになったし、外の声を聞ける

ようになった。

まあ、世間で言うところの「まとも」になったわけだけど、

心をふさいで、下を向いて、傷つかないように人の声を遮断する気持ち

よ〜〜〜〜〜くっ、分かるなあ。


だから、あなたが人が怖いというのがあっても、大丈夫、というか

そういう自分も全部ひっくるめて、「好きに」なってもらえたらいいなあ

と本気で思う。

よく自己啓発やスピリチュアルの方が、”自己肯定感”が人生をつくる

と言う。

あれは、自分を愛することで育つ。

だから、自分を全部愛して欲しい。

そしたら、人が怖いという気持ちも自然となくなるよ。

今気持ちをふさいでいるのだとしても、

少しずつ元気になってくらたらいいな。

私も、少しずつ元気になったから。

いつも、応援しています。愛を込めて。


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私自身がずっとトンネルの中にいて、今すこしづつ現実が回り出しています。だから、少しでもその気づきをシェアさせていただき、一人でも多くの方が幸せに笑って欲しいという気持ちで書いています。