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お醤油のかおりに誘われて春馬くんの足跡を辿る

ちょうど一年前、土浦セントラルシネマズさんでの行定監督舞台挨拶で初対面を果たしたnoteクリエーターももんさんと、久しぶりにお会いすることになった。まさにちょうど一年ぶり。

初対面にも関わらず、時間を忘れて春馬愛を語り合ったあの高揚感を思い出し、ワクワクしながら当日を迎えた。

5月の日曜日東京近辺で、春馬くんの所縁の場所でなにかおいしい物を食べながら語りましょう、ということになっていた。
コースは色々あるのだろうけど、今回は上野のとん八亭さん→つくだに丸久さんのコースを辿ってみることにした。
ファンシーローラさんのこちらの記事を参考にさせていただきました。ありがとうございます。

上野 とん八亭

開店11時半ということで、上野駅で10時45分に待ち合わせた。
迷うことも加味して早めの時間設定にしたのだが、割とすんなり店に到着した。あ、とん八亭に向かう直前に割と小ぎれいなとんかつ屋さんがあり、あやうくそこに並びそうになったが「ん?なんか、店構えが違う」と思い直し、ちょっと歩いて角を曲がったらあった!

上野 とん八亭

お店に到着するとまだ開店前で、先に二人並んでいた。
その方たちは、特に春馬くんファンということではなく普通にお店のファンの方のようだった。
私達の後ろにも徐々に並び始めた。でも、男性だけとかカップルとかが多かったので、純粋なとんかつファンかな。
30分ほど並び開店時間になり、お店に案内された。案内された席は、入り口すぐの二人掛けの席。
店内に特に有名人のサインなどは飾られていなかったので、当然春馬くんのものも無かった。

春馬くんがよく食べていたというロースかつ定食1900円を注文した。

ロースかつ定食

さすがミシュランのビブグルマン認定されただけあって、衣が軽くお肉も柔らかい。ロース肉には丁寧に包丁を入れてあり、油もラードを使用して低温でじっくり揚げてあるとか。
とんかつには、春馬くんが「人生最高のレストラン」に出演した際に「(醤油を)かけないのは人生損している!」と熱く語っていたから、醤油をかけていただいた。お醤油の香りと軽い衣がよく合う。
実は私、最近歳のせいか食が細くなり、あまりいっぱい食べられないのだけれど、こちらのとんかつは全然油っぽくなく、ペロッと平らげてしまった。

春馬くんもこれ、食べていたのね。先の「人生最高のレストラン」では、とんかつデートして「食べられないからひとつ食べて、とかやりてーっ!!」って言っていたっけ。

・・・全部食べちゃったけど!

営業時間はランチ3時間のみということなので、食べ終わったらすぐに会計して外に出た。
外には割と長い行列ができていて、女性だけのグループや看板を撮影する女性もいたから、春馬くんファンかな、なんて言いながらお店を後にした。

つくだに 丸久

地下鉄に乗り、月島へ。
丸久さんには、ももんさんが以前行かれたことがあるということで、心強い。が、道中しゃべりっぱなしだったので、もうすでにどうやって辿り着いたのか覚えていない私。

途中、お神輿を飾ってある小屋がありそこを右に曲がるとすぐに、丸久さんの建物が見えた。

つくだに丸久さん

「日本製」で春馬くんと一緒に写っていたあの暖簾だ。

日本製でおなじみの暖簾

お店に入ると目の前には、ガラスのショーケースが。香ばしいお醤油のかおり。「日本製」にもあった朱塗りの容器の中に、色々な種類のつくだ煮が山盛りに盛られている。

お店の左奥には、「日本製」と共に丸久さんが紹介されている雑誌「+act」や映画のフライヤーやパンフレットが飾られていた。

お店左奥の飾り棚
映画のフライヤーが貼られていた

お店のご主人が撮影当日のお話をしてくださった。
印象深かったのは、当日春馬くんはマネージャーさんと編集者の方とお店まで来て、先にお客様がいることがわかるとそのお客様の買い物が終わるまでお店の外で待っていたということ。
なんだか、そんなところも春馬くんらしくてジーンとしてしまった。

今でも、全国からたくさんの春馬くんファンがこちらのお店までいらっしゃるそうで、おそらくそのたびにご主人は春馬くんのお話をしてくださっているのだろう。
その対応もかなり大変なことだと思うのだが、ご主人は嫌な顔ひとつせず、むしろそれはそれは真摯な態度でお話してくださった。
先ほどの飾り棚に、メッセージ帳が置かれていた。既に1冊目はいっぱいになり、二冊目に入っていた。せっかくなので、私もメッセージを書かせていただいた。

メッセージ帳

その場で思い付きで急いで書いたので、なんとも稚拙な文章&乱筆でお恥ずかしい限り。
私が買い求めたのは、あさりといかときゃらぶき。

左からあさり、いか、きゃらぶき

帰宅してから、家族でいただいた。
あさりはしょうがの香りが利いていて子供たちのお気に入り。いかは甘い味付けで夫が気に入ってそればかり食べていた。私は、春馬くんがシャキシャキしていると言ったきゃらぶきの食感が好き。

20分ほどお店に滞在していただろうか。お店のご主人にお礼を言い外に出た。お店の後ろにある隅田川に行ってみる。
「日本製」の写真にもあるこの場所。松本零士号はいなかったけれど、あの日確かに春馬くんはここに立っていたんだな。春馬くんの見た景色。

丸久さんの後ろに流れる隅田川

もんじゃ焼き はざま を通過

その後、月島のもんじゃストリートへ行ってみた。
すでにお昼ご飯は食べていたので、どこかでお茶でもと思い歩いていた。
どのお店も、たくさんのお客さんが入っていてようやく街にも賑わいが戻ってきたことが感じられた。ソースのいい香りがどのお店からも漂ってきて、おなかは満たされているはずなのにそそられる。

こちら「はざま」さんには春馬くんのサインがあるらしい。
店内はお客さんでいっぱいだったし、今回は食事はできないので中を遠目に覗くだけ。店の奥にたくさんのサイン色紙が飾られていたが、あの中に春馬くんのサインもあるのだろうか。
またの機会に、こちらでも食事してみよう。

もんじゃ「はざま」さん

春馬くんからもらったもの

結局もんじゃストリートから少し横道にそれたところにようやくカフェを見つけた。「LITTLE SPICE THE CAFEミライ」というお店で私はレモネードを注文したが、これがフレッシュなミントとレモンスライスが沢山入った爽やかでおいしいレモネードだった。

LITTLE SPICE THE CAFEミライのレモネード

1階のカウンターには、いろんな種類のスコーンが並んでいた。手作り感満載の不揃いのスコーンはとてもおいしそうだった。今回は、おなかがいっぱいで食べられなかったけど、次はチャレンジしてみたい。

ももんさんは・・・何を飲んでいたか忘れてしまった。それくらい私達は熱心に語り合った。

私の周りには、春馬くんのことを語れる友達がいない。
35年来の親友には、ちょくちょく春馬くんのことを話したりするのだが、あまりしつこいとうんざりするだろうし、やはり遠慮してしまう。
あの日からもうすぐ2年になろうとしているが、最近ではソロ活もちょっと寂しさを感じるようになり、誰かと想いを共有し、とことん春馬くんのことを語り合いたいという気持ちが沸いてきている。
今回は、ももんさんと心置きなく春馬愛を語り合い、本当に充実した幸せな一日だった。

思えば、春馬くんを好きにならなければ交わることのなかっただろうこのような出会いも、私が春馬くんから受け取ったものだ。

春馬くん、本当に、あなたはどれだけ私の人生を豊かにしてくれているの。改めて実感した。ありがたくってしょうがない。

さてさて、次はどこに行こうかな。

いただいたサポートは三浦春馬くんの作品鑑賞や媒体購入に充てさせていただき、更なる春馬くんへの愛につなげたいと思います。