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乳がん・手術後と傷の跡

左胸の乳がん手術を終えて2日後には退院しました。部分切除だったこと、また内臓ではないので食事や排泄に影響が少ないことが理由なのかなと思います。

2時間弱で終わった手術とは言え、傷口を見るのはさすがに勇気が要りました。事前に先生から説明を受けてはいたけど、実際に見るとショックなんじゃないか、と。

退院直前、先生の回診の時に初めてしっかり手術跡を見ました(リアルに描くと生々しいのでパンダもどきでどうぞ😅)

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見づらい絵で恐縮ですが、乳輪に沿って傷口がキレイに縫われていました!(間違えて右側で描いてしまった💧実際はもちろん左胸です)

乳がんの出来た場所は乳輪に近い左上の辺り。先生も「場所が良かった…あ、良かったという言い方はあれですね、傷が目立たない場所ですよ」と、とても言葉を選んでお話ししてくれました。

このエピソードからも分かるように、担当の先生を始め、私が関わった病院スタッフの皆さん、気遣いのクオリティがとてつもなく高いんです。手術は痛くて辛くて不安なもの、だけど何が起きてもここの皆さんにお任せしていれば大丈夫!という安心感で、かなりの辛さが軽減できたと思います。

治療の目的は1日も早く治すこと。医師の言葉で傷ついたり、対応の悪さに悩んで必要な事を言い出せなかったり、という事態は明らかに治療の妨げになってしまうと思うのです。

労働環境や患者側に問題がある場合など、一概にこうあるべき!という話ではないのですが、少なくとも治療以外の、二次的な問題で悩むことなく退院の日を迎えられた幸せに、感謝の気持ちが溢れてきます。

今日で手術から9日。抜糸も終わり、今は病院の売店で買った医療用テープを傷口に貼っています。

食事や運動制限も特になく、散歩からゆっくり始めています。

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先日、隅田川沿いを歩いていたら遊覧船がやって来ました。目を凝らしても乗客の姿は無く…。

自分の将来と併せて、これから一体どうなるんだろう…とぼんやり眺めていました。

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