ミニ冷やし中華2024(ローソン編)〜ゆで卵が復活!たまごへの愛情か
コンビニのミニ冷やし中華、今日はローソンである。
コンビニの棚を見て驚いた。昨年、セブンイレブンおよびローソンのミニ冷やし中華からゆで卵が消えた。(セブンは8月に復活させた)ファミマは2022年から無かった。そして、セブン、ファミマは今年もゆで卵なしだったが、ローソンのミニ冷やし中華にはゆで卵が復活した。
それでは食べてみよう。ローソンは、かすかに歯応えを感じるたまご麺の食感が特徴的だが、それは今年も健在である。スープの方だが、他2社に比べると醤油の味が少し強いように思う。一方で、酢の方も対抗しているので、バランスが悪いわけではない。
具材の変化だが、昨年ローソンはゆで卵の不在を、蒸し鶏という親を投入することで補おうとした。他社品との差別化の要素にもなったが、今年はなくなり前述のゆで卵復活。他の具材は、これまで通りの錦糸卵、ハム、きゅうり、紅生姜というシンプルなラインアップである。
ハムの細さが際立つ一方、錦糸卵は表面にかすかな焼き目がついており、さりげないこだわりを見せている。ゆで卵の復活と相まって、卵重視の姿勢を醸し出している。
いつものように、添えられたカラシ、マヨネーズでアクセントをつけながら、美味しくいただいた。
実は今年のローソン版は、2022年に回帰している。具材のラインアップは同じ、スープの味まで思い出せないが、商品名もシンプルに「ミニ冷し中華」と副題なしに戻した。ただし、よく見ると英語名が2022年の“Soy Sauce Hiyashi Chuma“という意味不明の訳語から、昨年から“Cold Noodles“という、間違いではないが不親切なものに変わっていた。せめて“Cold Ramen Noodles“はどうだろうか。
ラベルのデザインもとてもシンプルなものに変わっており、私は一瞬「ローソンはミニ冷やし中華へのこだわりを捨てたのか」とも思ったが、むしろ原点回帰という方針を出したのだろう。
さて値段の方である。おさらいすると、昨年はセブンイレブン399.60円(前年比+2.8%)、ファミマ398円(+7.6%)、ローソン430円(なんと+11.1%)。拮抗した品質の中、もし3社が並んでいたら、ローソンは厳しい戦いになるだろう。
今年はセブンもファミマも価格据え置き、そしてローソンはゆで卵を復活させ。。。。。はい、価格据え置きの税込430円。卵への愛情は、価格差をはね返すことができるのか。
なお、ほぼ同じ仕様の2022年版は305kcal、2024年版は267kcal。微妙に量が変化していると思われる。私にとっては、ウェルカムなのだが
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