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仁義なき蚊との戦い

 ↑今日はこの後日談を書きます。

 結局この時わたしは日付が変わったタイミングでようやくウトウトし始めたのですが…。

 そんな折。

 プゥ〜〜〜ンという嫌な羽音が聴こえてきました。

 そう、ヤツです。

 枕元に蚊が現れました!

 蚊はわたしの腕やら脚やらの血をチューチュー美味しくいただき始めました。

 もう、痒いやら悔しいやら腹立たしいやら。

 だいたい、あの「プゥ〜〜〜ン」という羽音にイラッとしませんか?

 蚊に悪気はないのかもしれませんが。

 まるで、痒がっている人間を嘲笑うかのような、あの羽音!

 しかも、血を奪うだけでは飽き足らず、痒みと腫れまで残していくという鬼の所業!

 鬼じゃなくて蚊ですが!

 以前、蚊は人間や他の動物の血を養分にして子孫繁栄するらしい…と本で読んだことがあります。

 だから、わたしは「わたしなんぞの血液が少しでも皆様方のお役に立てるならどうぞ…。無益な殺生はいたしますまい…。縁あって同じ地球上に生を受けた者同士、共存いたしましょう…。満腹になったらいなくなってね…」としばらく大人しくしていたのですが…。

 …なんということでしょう。

 深夜2時。

 蚊は戻ってきました。

 おかわりをしに。

 蚊はよりにもよって、わたしの右目のまぶたまでチューチューしやがりましてございます!

 おのれ蚊!

 わたしの目が腫れてしまう!

 目はマスクでは隠せないんだぞ!

 明日(もう日付が変わっているから今日ですが)はせっかくYさんと会える日なのに…。

 ひ、ひどい。

 あんまりだ。

 よりにもよってこのタイミングで。

 …この蚊の鬼の所業によって、つい先ほどまで「無益な殺生はいたしますまい…」などと殊勝なことを念じていたわたしは態度を翻しました。

 絶許ですよ!

 しかし、「叩いてやるぞ!」とわたしが手を構えた瞬間。

 蚊は殺気を素早く感じ取って逃げてしまいました。

 敵もさるものよ…。

 わたしがまたウトウトし始めると蚊がプゥ〜〜〜ンと戻ってくる→わたしが蚊を叩こうとする→しかし空振り!→蚊が逃げる→わたしが蚊を追いかける→しかし見失う→

 のエンドレスリピート。

 そして時は深夜3時。

 いい加減眠りたい!

 わたしはついに必殺アイテム「蚊取り線香」を使用しようかと思いましたが、思いとどまりました。

 就寝中に蚊取り線香を使って、万が一火事になったら、ご近所さんや大家さんや消防士さんたちに申し訳ありません。

 というわけでベープマットを使用してみました。

 その結果。

 蚊は「こりゃヤバい」と思ったかどうかは分かりませんがとにかくトンズラいたしました。

 なんという効き目。

 こんなことなら最初に蚊が現れた時点でベープマットを使えば良かったです。

 せっかくYさんと会えるというのに、あちこちに虫刺されの跡が出来てしまうし、めちゃくちゃ痒いし、目も腫れているという散々なことになりました。

 また、この日、思いがけないことが起きたので、これはまた改めて日記に書きます。

 別に進展があったわけではないのですが、書き記しておきたいので。

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