摩訶迦旃延【仏教用語解説】vol.26
毎週月曜日は【仏教用語解説】をお届けしています。第26回の今回は、「摩訶迦旃延」です。
摩訶迦旃延
摩訶迦旃延は、十大弟子のひとりです。幼い頃から利発で教えられたことをよく理解することができたので、お釈迦さまの説法の説明役を担っていたそうです。このことから、「論議第一」と呼ばれています。
南インドのバラモンの家に生まれた人で、阿私陀仙人の弟子だったそうです。
阿私陀仙人というのは、お釈迦さまがシッダールタ王子としてお生まれになった時に遠くからやってきて、「この方は出家