議員さんって何するの?(第2話)
今回、安曇野市議のますだ望三郎の選挙事務局をすることになって、本当に選挙とか議会に疎かった私が学んで考えたことを、きそのキソの基礎からまとめていくシリーズ、2話目はこちらです。
【議員さんって何するの?】
そもそもこれ!知ってました?私は正直、よくわかってませんでした。
よく市長-議員-行政っていうピラミッド構造の絵があるらしいんですが、実際にはちょっと違うらしいんです。
まず市長は「あれをする」「これをする」という方針を考えて、行政に具体案をまとめるよう伝えます。例えば、「体育館を新設する」という方針を立てたら、実際にどんなふうに建設するかとか、予算はどれくらいかけるかという案を行政職員たちがまとめるわけです。
逆に行政職員から「こういう施策はどうでしょう」と伝えることもあります。
そして、その案を議会にはかります。それに対して、議員さんたちが「賛成」とか「反対」とか、意見を伝えます。そこで、過半数なりの賛成が得られたら、その案が実現するし、そうでなければ実現しないわけです。
また市民からの要望を踏まえ、議員が、行政に「こうして欲しい」という意見を伝えることもあります。
つまり、市長や行政が立てる施策に対する「チェック機関」なんですね。
あとは、議員さんたちが集まって施策を提案することもできるそうです。
図にするとこうです!
議員さんは市長が出してきた予算案とか議案を審議して、OKとかダメとか言ったりする役割。あとは市民の声を聴いて、行政などに直接要望を伝えたりもします。
あれ、意外と大事じゃないですか?
例えば、例えば市長が「○○幼稚園は廃園にする」とかって提案したとしても、議員さんたちが反対すればそれは実施できなくなります。
なので、自分がやってほしくない施策があれば、議員さんにそれを伝えることで間接的に「反対」の意見を表明してもらうこともできますし、逆に「こんなことができたらなあ」と思うことを議員さんに伝えたら、それを行政に「案」として伝えてもらうこともできるわけです。
議員さんとつながりを持っておくことで、個人の要望や、地域の要望を伝えることができるということです。
ではどうすればそんな議員さんとつながりを持つことができるのか。そもそもどんな人に議員さんになってもらったらいいのか。次はそんなことを書いてみます!
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