見出し画像

新刊を仕入れる大きな一歩(2024年2月15日)

こんにちは。「本屋フォッグ」店主のイイムラです。
現在は東京・高円寺の「本の長屋」というシェア型書店で、本棚の区画を借りて本を売っています。
週に2回くらい店番もしてます。ぜひいらしてください。
入荷した本などのお知らせをしているX(旧Twitter)はこちら

この記事の内容:初めての新刊の仕入れ、本が買われる棚づくり

初めて新刊を仕入れた

いつか独立したい本屋として、これまで古本を仕入れて売ってきた。
開業して1か月弱の今、初めて新刊を入荷することができた。

本屋として初めての新刊入荷は、
桜林直子さん、土門蘭さんの『そもそも交換日記』
嬉しくなって早速、告知した。

桜林直子さんは「雑談の人」として紹介される方。ジェーン・スーさんと2人でやっている『となりの雑談』というポッドキャストが好きで、よく聴いている。とても伸びやかな話し方をする人。

土門蘭さんは、生きのびるブックスから出た近著『死ぬまで生きる日記』が話題。カウンセリングを受けて、生きることを模索していく手触りが伝わる素晴らしい本だった。

この二人の交換日記が出たと聞いて、即入荷した。
売りたい本を売れる本にできるかというチャンスをもらえたようで嬉しい。


「文脈の交差」づくりの第1回

前回の記事『本はどんな棚から買われていくのか?』に書いたように、
店主である僕が売りたい本の文脈と、
お客さんの中にある買いたい本の文脈の「交差」を作ろうとする挑戦。

第1回のチャレンジで想定するお客さんは、次のような人にした。

  • 新しい本に対する感度が高い

  • 自分、親しい人への「ケア」に興味がある

  • 著者の人となりが伝わる、比較的カジュアルな文体が好み

  • 本の他に、podcastやラジオも聴く

新刊で仕入れた『そもそも交換日記』を含めた本を並べてみた。

「文脈の交差」を意識した本棚

果たしてどうなるか……

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?