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今一度主婦・女性に焦点を合わせたワケ

このnoteは昨年から始めました。

自粛生活を強いられ、リモートワークが当たり前となりつつあった時期。

その時は「ワーケーション」も含めた働き方について発信をしていこうと考えていたのです。

地方が「ワーケーション」に力を入れ始め、世間も多様な働き方を求めていました。

地元北海道の良さを「ワーケーション」を通じて知ってもらいたいという思いもあってのことでした。

ですが、あるきっかけで方向性を転換しました。

それは、女性の働き方についての本の監修をして欲しいという依頼が来たこと。

女性の就職支援を中心にしてきたわけでもない私に、です。

聞けば私の経歴が役に立つらしく、これから働きたい主婦・女性にとって共感出来ると編集者から言われたのです。

「キャリアコンサルタントとして主婦として、女性の皆さんに伝えたいことが本として形になる。」

依頼を引き受け、昨年10月に出版となりました。

タイトルは「女性のためのお金の不安、仕事のもやもや相談BOOK」です。

実はそこから私自身も変わっていくのでした。

一度は手放した女性の再就職支援

私がキャリアコンサルタントを目指すきっかけが自分の失敗です。

専業主婦を10年以上続け、ようやく子育ても一段落。

さて、働きましょう!と動き出したのが40代半ばでした。

資格もスキルも経歴も、何も持っていない自分が無力なことを知らされます。

どこにも雇ってもらえない現実。

そんな主婦の悩みを経験者の私なら受け止めてあげられるのではないか?

キャリアコンサルタントになって女性の応援をするはずでした。

ところが現実は上手くいかないもので、結局「若者支援」に携わることになっていきます。

年月が経過するにつれ女性の支援が増えていきました。

「私が今から参入する必要もない」と感じ、女性に関わる仕事は諦めていました。

令和になっても変わらない?

女性・主婦支援から少し離れていた私が、本の監修をきっかけに今置かれている女性・主婦の現状を見聞きすることが増えました。

すると平成の頃に私が再就職で悩んでいた事が、この令和になっても何一つ変わっていない現実に直面したわけです。

働き方改革だと世間は沸き立ち、女性活躍推進だと盛り上がっていたはず。

じゃあ、どのくらい働きやすくなっている?

ほとんど主婦を取り巻く環境に変化がない!

これは、働きたい主婦を足踏みさせているだけ、このままではダメだと感じたのです。

社会の制度を変えるほどの力は持っていません。

でも、声をあげることは出来るし何かひとつくらいは出来るかも知れない。

15年前に不採用が続き「どこにも必要とされないのかも」と自信を無くしたあの頃の主婦だった私を増やしたくはないのです。

発信場所をいただきました

本の監修をした事で、新たな発信場所を提供してもらっています。

以前からお世話になっていた株式会社まんまるeねっと様より、主婦向けのコラム依頼がありました。

監修本の出版をお知らせしたところ社員皆様で読んでくださり、春に向けて働きたいと思っている主婦を対象とした内容でとのご依頼。

本当にありがたいです。

一歩を踏み出す勇気になればと思いながら書きました。

コラムはこちらです

このnoteでは、今後女性・主婦の働き方をメインに綴っていきます。

企業との働き方インタビューなども載せていく予定です。

必要な方に届きますように。