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年下彼氏の前で父と喧嘩した



今から4ヶ月ほど前。

業務の難しさと忙しさが重なり、
元々持っていた双極性障害(いわゆる躁うつ病)が悪化。

上司に休職したいです、と連絡した。



今は、体調もずいぶん落ち着いてきて、
復職や転職など、将来を考えることも増えた。


そんなある日、
年下の彼と、私の父とで過ごしていたときに
なんの話だったか、話の流れから

「3月で仕事辞めるかもしれんしなぁ〜」
と、何気なく言った。



それを聞いた父は、目の色を変えた。


昭和人間、根性論で家族を支えてくれた父の答えは
「それはあかんど!!!」




27歳のわたし、
年下の彼氏の前で怒られ、父と大喧嘩したのである。




何歳になっても親は子供を心配してると言いながら、
どこか支配しているように感じる。

成長とともに、
親は完全ではないと、親も一人の人間なのだ
とわかってしまったから、
言いなりになるのだけは嫌だった。

だから、必死に言い返した。


でも、

「もーーーほっといて!!!」
と言いながら

私の頬には、涙がスーッと流れる。




父の考えはこう。

「辞めたいと思ってるなら今すぐ辞めろ」
「休んで休んで結局辞めますは筋違いだ」



たしかに辞めたいと思いながら
休職しているのはズルいかもしれない。


正直今はまだ、休職にまで陥った職場に復帰するなんて
全く考えられない。

でも、もう少し休めば「まぁそろそろ働いてもいいかな」という気持ちになるかもしれない。

仮に辞めるにしても、転職する準備もしたい。


公務員には、失業手当もないし。
休む時間、悩む時間、必要でしょ!!!

辞めたいと思いながら休むのって
そんなに悪いことなの??




そうは思いつつも、涙が出るのは
きっと心のどこかで
自分の弱さとか、社会に対しての申し訳なさを自覚していて。

分かってるからこそ言われたくなくて。





父はきっと、私を信じたいのかもしれない。

たまたま今の部署や仕事内容が合わなかっただけ。
部署異動したら変わるかもしれない。
異動してみて、それでもダメなら辞めればいい。


そう何度も言っていた。




でも、お父さん、

今では私が職場の建物の前を通るとき、
怖くて足がすくんで、

帽子とマスクで顔を覆って、うつむいて
一秒でも早く通り過ぎようとする


そんな私の姿を、知らないでしょ。


仕事中に蕁麻疹が出たり
泣きそうになってトイレに駆け込んだりしていたことも。




父が説教し、私が泣きながら怒る姿を
となりで見ていた彼氏。

彼はいつも中立で、
私のこともなだめつつ、父の言い分も理解できると言う。


「99%理解できない、腹立つでもいいから
1%は「お父さんも心配してるんだな」って思ってあげて」

と、喧嘩して拗ねてる私に言ってきた。



そんな彼の言葉に、はじめは納得いかなかった。

でも落ち着いて考えてみれば、
こんなふうに中立冷静になだめてくれる人は、他にはいない。



父のことはむかつくけど、
父のことも、そして彼のことも大事にしないとな、と思った。





初っ端から、だらだら書きすぎた〜〜!
おわります。

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