Tusen tack!!! 『Ringmasters』
Ringmasters Japan Tour 広島公演に行ってきました!
記録用に感想を書きます(^^)
・Ringmasters (リングマスターズ)とは
---余談---
この日は私が合唱コンサートに行くと思っていた夫が玄関のチラシを見て「あれ?これ合唱じゃないの?」と聞いてきて。「バーバーショップだよ。」と言ったら「なにそれ、床屋?」と言ってきました。笑。上手く説明できず、またググる ⇩
なんにせよ、たった4人で豊かなハーモニーと迫力、心揺さぶるパフォーマンスが出来ることが本当に素敵!YouTubeにいろいろあるので興味ある人はぜひチェックしてほしい~(*'▽')
私の大好きな『ノートルダムの鐘』の楽曲がありました♪
↑芸人のこがけん氏も引用リツイートしてた!笑
さてさて話を戻して…。
開演時間になると、颯爽と登場するメンバー。
拍手 拍手の中、満面の笑み!何度も言いますが、それはそれは颯爽と…!
【ようこそ~!】の掛け声で、ショータイムのはじまりです(^^)/
・圧唱!
はじまって最初の音が鳴った瞬間、
あ、これは『糧』になる。と確信しました。
(この糧っていうのはまた最後に触れるので今は一旦スルーして…)
最初の曲は『Be our guest』(美女と野獣の、ルミエールが歌ってるやつ)ディズニー好きにはたまらない選曲!バッチリ心は鷲掴みに。
(YouTubeにもあった↑)
もうここからはぜひ聴いてみて…!としか言えないのですが、みなさん、もちろん声がいい。音もバチバチにキマってます。
もともとのスキルが素晴らしいことは間違いなく、ライブならでは、終始【音の圧】に圧倒されました。
よく漫画の演奏シーンとかである、観客側の(ビリビリ…!)みたいな、アレです。
実は前日に筋トレしたせいで拍手すると二の腕が痛かったのですが、そんな痛みは忘れるくらい演奏毎に拍手してました!笑。
あとは、音楽の流れがずっと心地よかったんです。4人の呼吸がしっかりと合って、ずっと音楽が気持ちよく〈動いている〉と思いました。
細かいフレーズの作り方とか、前へ進んでいくもっていき方が、いい曲だ…!と感じられる理由なのかも。
そしてなによりも魅力を感じたのは、どこまでも自由を感じたこと。
よくみるアカペラの本番は、ピッチパイプを鳴らして、ちょっと声を出し合って、みんなで顔を見合わせて、いけるか?って合図して、呼吸をしてはじまる。そんな感じですよね。
それももちろん良いのですが、ピッチパイプを軽く短く吹いて次の瞬間バーーーン♪みたいなシーンがたくさんありました。その度に楽しい。
歌が始まる前、観客に緊張感を与える隙なく瞬間的に自分の音楽に惹き込んでくるのにはとてもパワーを感じました。音楽の終わりかたも凄くよい。(楽曲によるけど)ふぁっと客席に音を送って終わるの、いいなぁ、すごいなぁ。
・〈言語の壁〉の行方
音楽は国境を越えるー。そんな言葉をよく聞いたことがあるし、実際そうだと信じています。
でも、歴史や精神的なものとはまた別で、言語に関しては物理的な壁に感じることが経験上多かったです。(合唱で外国語曲をすることがあるけど、本当に難しくて…分からないことが多いから、本当に伝えられる?みたいなところで自問自答が少しあって。)
きっとこれまで私が『音楽が国境を越えた!』と感じてきたものは、そんな言語の壁がない「オーケストラ」や「合奏」、あるいは「字幕付きの」ものが多かったかもしれないな…とも振り返りました。
今回は、ほとんどの楽曲が外国語歌唱。(『上を向いて歩こう』だけ日本語歌唱!嬉しかった(*'▽')♪)。
英語の成績がめちゃくちゃ悪い私には、直感的に歌詞の内容が頭に入ってくる曲はありません💦
それでも、MCの情報と表情と佇まいをかけ合わせれば伝わってくるものはしっかりありました。(意味が全部分かってすごく感動する!とはまた違う感覚でした。)
なんだか、会場の雰囲気が音楽洋画の中みたいだったんですよね。笑
みんなが楽しんで、みんなが盛り上がって、
ちょっと「楽しい夢」みたいな感覚もあり。
・わたしの『生きる糧』
突然ですが、私はこれまでの人生を振り返って〈縁の引きが強い〉と思うことにしています。
それは人だけではなくて、むしろそれ以外に働く出会いのところ、例えば本、音楽、映画、絵画…などなどで。
自分が誰かに相談するのも憚られるくらい悩んだり、伝えたいのに上手く言葉にできなくて歯がゆい思いをしたり…そんなときに、自分の中の激情をふっと昇華してくれる作品に何度助けられたことか。
そういう作品は、ふと見返したり、思い出したりします。初心に還れる気もするし、新しい気づきを得ることもある。人生経験と共に深みを増しているような気がするんです。
そんなものを総じて私は『生きる糧』と呼んでいます。(まだここには書けてないけど、この前観た映画『CODA』もまさにそれでした。)
この2時間で感じたことは、間違いなく『生きる糧』。これから長く音楽をしていく中で、きっと振り返ることになるんじゃないかと思います。そしてモチベーションを上げたり、何か考えをまとめるきっかけになったり…。
どこかへ導いてくれる経験がひとつ増えたことが嬉しいです。
おしまい。
最後に、ミーハーチックになっちゃうのですが…
あまりの充足感でチケット3000円が「安っ!」と感じたのでCD購入しました(*^-^*)
終演後はミーグリコーナーがあって、なんとサインOKとのこと。ミーハーほのかは、並ぶよもちろん。笑
サンキューだのベリーグッドだのしか言えず、自身の英語力を呪う( ;∀;)そんなカタカナ英語に日本語の挨拶を返してくれる優しさ…。涙
スウェーデン語で【本当にありがとう】を調べたので、今回の記事のタイトルにしています。
近くで見るメンバーの皆さん、笑顔で声が良くて背が高い。バリトンのEMANUEL ROLL氏……え?!い、イケメン!めちゃくちゃカッコイイ~!!←(このとき一瞬だけ乙女心が出てしまった…。苦笑)ファンサ最高!でした。
ほんとうに、おしまい。
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