備忘録|全日本合唱コンクール22
約1か月前…11月18〜20日の3日間、私は三重県におりました。
そう、全日本合唱コンクールに出場するため…!
自己紹介記事にある通り、趣味で合唱をしています。
大学生のときサークルに入ったのがきっかけで、かれこれ9年。これ書くときに数えてビックリしました。
え、もう9年も経つんですか、と(笑)
家族の中では音痴ポジションだった私は、それでも歌が好きで上手くなりたくて。
なんとなく見学にいった合唱サークルで居座る形になり、社会人になってからは休んだ時期もありつつなんだかんだ続けてきた合唱。
全国コンクールの舞台は4年ぶり4回目だったみたい。コロナ禍もあって随分と離れていた感覚で、出発の時の心持ちは初経験に行くも同然(苦笑)
noteだとだらだら書いてしまう…!汗
前置きはこのくらいで。
●1日目
金曜日はお休みをもらって朝早くに出発。
出発県内から車同乗(便乗ともいう)移動だったため、落ち合う駅まで新幹線で一直線!オールキティの超絶プリティ新幹線で目もパチクリ。
車内では合唱聴いたりトークなどなどしつつ、私はなんとも有難いことに着席のみで三重入り!
19時~前日練習に備えて、腹ごしらえに行ったのはなんと焼肉!!いぇーい!
スケジュール的にも(もうここしかチャンスがない!)ということで。松坂牛をなんとしても食べたかった…!
後の項目にも書きますが、これがめちゃくちゃ美味しかったんです~( ;∀;)
移動時間も考えてわずか1時間弱の滞在で少しずついろんなお肉を食べるという…大人な楽しみ方をしました。
そして無事、練習場所にも到着して歌いに歌う。
団体としては毎週練習をしてるんですが、私は月1の参加頻度なので久しぶりだったんです。
ちゃんとできるかな、合うかなとか緊張してたけど、徐々に馴染んできたような…。集中してたからか、ホテルへ帰ると眠くて眠くて。夜は早めに就寝。
●2日目
朝はゆっくりめに起きてホテルの朝食。
いざ、練習へ。
この練習がすっごく楽しかった!
みんなで円になって歌ったりなどして。
マスクこそしていたけど、やはり対面はいいなぁ、と実感しました。
大人数で、それぞれが一つの楽曲を通して何かを生み出そうとしている…ぐっと意識が集中している空間が、なんとも心地よかったです。
なんとも言えない、言語表現が難しい心地よさ。
そうこうしているうちに移動して、本番。
とても良いホール…!
本番中のことは、意外と覚えていて。
「ここでこうしたい!」っていう明確なものをここまで持って本番に臨めたのは今までを通しても初めてだったかもしれません。
あと、ステージに上がって前を向いた瞬間、
「自分はとても恵まれている」
とも思いました。
大人になってから、あんな眩しいライトの下で大勢の人に向かって発表することなんて、普通に生きてたらもう無い気がして。
例えば歌手とか音楽家とか、俳優とか小説家とか…そういうプロフェッショナルな才能は自分に到底なかったけれど、合唱してたらちゃんと「表現者」として生きていられるんだな、と。
その有難いな〜っていう気持ちを、どうやったら昇華できるんだろうと思ったら、益々やるぞ。の気持ちに。
音楽系のコンクールっていうと、ベース全団体に金賞・銀賞・銅賞、が付けられます。
これまで出たコンクールはぶっちゃけると「金取りたい!」っていう心意気は基盤作ってるけど、それより「銅だったらヤダな」って気持ちが絶対強くあったと自覚していて。
やっぱり綺麗事はいくらでも言えるけど「下手だと思われたくない」っていうのが心の芯にあるような。(そういうのって「思いっきりやる!」ことをめちゃくちゃ妨げてくるのよね…)
ただ今回は、ちゃんと聴いてくれてる人に伝わりますように…!って、そのことが芯の弱いところを喰ってくれたような感覚がありました。
だからこれまでで一番楽しいコンクールになった。
もっと頑張りたいな〜。と思える!
次が、これからがあるって素晴らしい。
打ち上げはめっちゃ楽しかった!盛り上がった!
なんとワイン飲み放題!樽でワインバー状態!
●3日目
本番は2日目で終わっていたのですが、この日は別部門のステージが。朝から夕方までひっきりなしに聴きました…!
もともとは2日目が終わったらすぐに帰る予定にしてて(汗)でも、本当に聴けてよかった!
ここまでコンクールで他団体じっくり聴いたのは多分6〜7年ぶりくらいな気がします。
学生のころは、「綺麗でした」みたいな小並感しか言えなくて(たぶん今もそれはあんま変わらないかも汗)。
今は、少しずつあの団体好きだな、とか、あの曲いいな、とか、あのフレーズの運びいい!とか。
そういう感想を持てることが嬉しかったりもします。
何にせよ、耳福な1日でした(^^)
●和牛録
松坂牛。仕事のためにもなるなと思って絶対食べたかった!時間が厳しいかなと思ったのですが、叶ってよかったです。
霜降り具合が最高なのよ…。
松坂牛じゃない、普通のメニューの「国産カルビ」とかでもめちゃくちゃ美味しい!びっくり…。肥育環境がいいのかな(知らんけど←)
たぶん、一帯の焼肉屋のクオリティが全体的に高いんじゃないか…。値段もそこまで高いとは感じなかった。運送料もかからないから?
原価とかどうなってるんだ!と気になることだらけでした。苦笑
●土産録
お土産を買う時間はほぼなかったのですが、会場で売り出されていた赤福と、SAで伊勢海老スープ・松坂牛のポテチ・牛しぐれ煮・伊勢verのルルルパックを買ってました。
家にウキウキで持って帰ったらなんと夫は赤福が苦手らしい……。なんと。。
賞味期限が二日後だったため、1人で12個の赤福を翌々日までに食べるミッションが発動してしまいました。
しかし私は元製菓販売員なので(笑)
甘味の吸引力には自信が…!頑張りました!
あと、伊勢海老スープはめちゃくちゃ美味しい。
お湯入れるだけでできちゃうやつ。ちょっとずつ大切に食べております。笑
パックは大容量でいい感じに愛用中♪
楽しい楽しい三重の旅でしたー(^^)(^^)(^^)
●脱線 -あたまの中-
私はときどき、「なぜ生きるか?」「よく生きるとは?」みたいな……こう、哲学もどきの、概念を疑う…みたいなことにふけってしまいます。
合唱してると余計、こういうことを考える局面に出会えるような気がしていて。
別に偉ぶってるわけでも中二病でもないのに(苦笑)。数学も物理も苦手だけど、パラドックスとかの本がすごく好きなんです。
ふとした時に、合唱を続けていなかったら自分の人生はどうなっていただろう…といことを考えたりします。コロナ禍では特に考えました。
昔話になりますが、小学校6年生の時に提出する宿題の日記でその想いをこんな感じで書きました。
なんでこんなこと書いたんだろう。笑
記憶にないけど、これは高校生の時に日記を何気なく読み返して見つけて、印象に残ってるやりとりで。
当時の担任の先生からのコメントが、
私が選んだ楽しいことが、
これからもながーく続けられればいいなと思いました。
おしまい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?