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追記あり。映画ドラえもん「のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021」 感想
2022/04/02(土)
映画ドラえもん「のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021」を観てきました。
以下、ネタバレも含みますので、
映画を見る前の方はご注意ください。
この映画は、公開前から三男がずっと観に行く気満々でいました。
観に行くことは決めていましたが、三月は小学校の感染症の影響で行動制限があったり、三男に次いで私も胃腸風邪に罹ったりして、身動き取れずにいました。
この土日は予定を入れないようにしてあったので、金曜日の晩にふと思い立ち、土曜日の朝一番の回で観てきました。
今回、私は全く予備知識もないままに映画館へ行きました。
ドラえもんだし、安定の面白さだろう、観て後悔はない、という安心感がありますね。
いつもながら、表現力不足で、
言いたい事をうまく言い表せない
と思います。
それから、毎度のことですが、
かなり偏った感想(そこに感想を持ったの?他に感想無かったのか?という内容)
となります。
が、少しだけ思いを残したいと思います。
良質な感想は、映画.comとか、Filmarksなど、あちらこちらにあると思いますので、そちらをご覧くださいね。
☆追記です☆
菊さんのnoteが、私の言いたいことをとても分かりやすく表現なさっています。
快く、引用を了承してくださったので、こちらでご紹介させていただきます。
菊さん、ありがとうございました!
☆追記ここまで☆
では、よろしければお付き合いください。
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早速、しょうもない感想と言われそうな内容なんですが。笑
・冒頭のクレジットタイトル(オープニングクレジット)のフォントが、なんだか可愛らしくて私好みでした。
どこか昭和っぽさを感じるような懐かしさや、手塚治虫さんをイメージさせるような雰囲気(あくまでも、私個人のかなり主観的な感想です)が好きだなあと思いました。
・ドラえもんが最初からは出てこなくて、出てくるタイミングの音声が、右から聞こえたと思ったら通り過ぎて左に行き、まるで自分の頭の上を飛んでいったような錯覚をするような演出になっていて良かったです。
・映像がとても綺麗でした。
・しずかちゃんが無防備すぎて、スカートの中が見えそうでした。カメラが心なしか下から目線で、スカートの中を覗き込むような形での撮影になっていて、気になりました。もう少し上からというか、普通に横から撮影してはダメだったのかなー、なんでスカートの中が見えそうになる必要があったのかなー、と、どうでも良いところにしばらく気持ちを持っていかれました。笑
需要がある、ということなんでしょうかね?
・ピリカ星人のハピが、わずか10歳にして、人格が素晴らしい(大人すぎる)と思いました。
ハピは、8歳で大学を卒業し、10歳で大統領になった天才少年です。両親を亡くして、姉のピイナと二人きりの家族です。
感じ方は人それぞれだとは思いますが、一つ、私は映画で苦手なことがありまして、そういう人に配慮した上映もされるといいなぁと願っています。
それは、こちらについて、です↓
・音量が大きすぎて、大きな音が苦手な私にとっては非常に辛い時間がありました。手で耳を塞いで音が小さくなるのを待ちました。
ここからは、もう少し自分の考えを書きたいと思います。
これは、映画を批判したいとか、そういう意図は全くありません。不快に思う方もいらっしゃるかも知れません。先に謝っておきます。
すみません。
あくまでも、私の感想であって、それ以上でも以下でもないことをご了承ください。
・声優さんについて、色々なご意見があるかと思いますが、私は芸能人、有名人の声ではなく、お仕事として声優をされている方に、ぜひともやっていただきたいなと思っています。
今回、こちらの映画でも
ピイナ:松岡 茉優さん
ギルモア:香川 照之さん
地下リーダー:内海 崇さん(ミルクボーイ)
パイロット:駒場 孝さん(ミルクボーイ)
が、声を担当されたということでした。
ギルモア担当の香川さんと、地下リーダーの内海さんに関しては、私的には違和感がなくて、声優さんではないということに気が付かなかったです。
ピイナとパイロットが、あれ?これは誰が声を担当しているのかなー、と気になっていました。
自分の中で進んでいる映画のテンポとは、少しズレた感じに聞こえてきました。(あくまでも私個人の感想です)
気になりだすと映画に集中出来なくなるので、普通に声優さんにやって欲しいなという願望があります。
しつこいようですが、私個人の感想です。
・現在の世界情勢的に、子ども向けのアニメ映画で戦争を取り上げることについて、手放しで賛成出来ない自分がいました。
この映画は、公開が延期されていたのですね。本当に何も知らずに見に行っていて、延期のことも、過去の映画のリメイク版だということも、何も知りませんでした。
子どもがドラえもん観たいと言っていて、呑気に行っただけなのでした。
たしかに、しずかちゃんがキャミソールを着ていて、みんな暑そうだし、季節が夏だなぁ、変だなあとは思っていました。出てくるフルーツも南国っぽかったし。
それで、本来公開されるはずの時なら、私はここまでの気持ちになったのかどうか、正直分かりません。
私はこの映画の、どこにそんなに引っかかるのか
ただの娯楽として、問題が解決して良かったね、面白かったね、と思えない自分がいました。
映画を観ている時から受け入れられない場面が、いつもより多かったのです。
*スネ夫が何度も、怖いから嫌だ、他の星の戦争なんだし自分は行きたくないと感じていて、みんなにもちゃんと伝えていたのに、受け入れてもらえない
(この気持ちは尊重されてほしい)
*しずかちゃんだけ、戦いに出ずにお留守番的な役割になる、又はそのようにハッキリ言われる場面があった
(男だから戦う、女は安全な場所で待つ?そういうメッセージなの?私は、男女関係なく、戦うのはやめてほしい)
*ジャイアンが、何度も、ぶん殴ってやる、という言葉を使う
(ドラえもんの世界では、ジャイアンはこういうキャラクターだし本当に殴っちゃう。だけど、これは現実では許されないこと。)
*武力に武力で応じるような構図
(のび太たちは部外者だし、本来なら関係ないのに立ち向かって戦争に加担するのってどうなの?)
(このギリギリの切羽詰まった状況で、他の方法があるのかと問われれば、私は答えを持っていないけれど)
*子どもなのに、戦争の最前線で戦っている
(もう、やめてー、ほんとに)
現実に、戦争が起こっている中での公開で、みなさんそれぞれに色々なことを思われているのだと思います。
あくまでも私個人の感想です。
私は、ニュースを出来るだけ見ないようにしています。
自分のメンタルに多大な影響があって、ネガティブなニュースに自分が支配されてしまうので。
(余談ですが、ドラマでも、暴力的なシーンがあるものは観ていられなくて、極力避けたり飛ばしたりします。)
ですから、今まさに起こっていることを事細かに知っているわけでありません。
とにかく一刻も早く平和になってほしいと願うばかりです。
ドラえもんの映画を観て、子どもたちはそこまで考えてはいないと思いますが、
腹が立つから殴っていいとか、
友達のためなら自分の身の危険を侵してでも助けるとか、
辛い・嫌だと思っても周りからの圧力で渋々やらざるを得ないとか、
もしかしたら、違うメッセージを受け取る危険もあるんじゃないかなと、母親目線で感じました。
これは、本当に偏った感想だと思います。
映画は素晴らしく、見応えもありました。口コミでも絶賛されています。
戦争や暴力、ジェンダーについて、私なりの考えがあるというだけのことです。
繰り返しますが、映画の批判をしたいわけではありません。そこはどうか、汲み取ってくださいますようお願いします。
平和についてテーマにする場合、武力は当然出てくるものなのかもしれません。
でも、武力に武力で応じていたら、戦争は終わらないんじゃないかなと、素人の私は感じています。
せめて子ども向けのアニメの中では、暴力や戦いをなくして、心温まるストーリーにして欲しいなと願っています。
以前は特撮ヒーローものも観ていましたが、なんだか受け付けなくなってきている自分がいます。
本当に小さな子向けの番組でも、パンチとかキックとか、当たり前のように出てきますが、暴力で解決するというのは辞めたいんだけどなーって、思っています。
最後に。
ドラえもんはあんなにたくさんの道具を持っているんだから、あれだけのピンチの中で、もう少し何とかなったんじゃないの?と、すごーく思いました。
ドラえもんは、レンタル品とセール品を使い分けていて、常に過去の道具を持っているわけではないとか何とか…ネットでは見かけましたが。笑
そして、まさかまさかのスモールライトは時間経過とともに効果が切れる、ということを初めて知り、驚きました。そして、そのことをドラえもんが忘れていたという。
道具の扱いが無防備すぎるところや、もっとこうすれば…とハラハラする場面もたくさんありました。笑
全体的にはとても面白いし、迫力満点です。最初から最後まで飽きることなく、観られました。
以上、映画ドラえもん 「のび太の宇宙小戦争 2021(リトルスターウォーズ)」
を観て、私のとても偏った感想でした。
お付き合いありがとうございました。
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