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三男お絵描きと習字教室その後

もういい加減にしなさーーーい!!!!!

と言われるまで

いや
言われても
描くことをやめない三男
もう夜の10時を回っていた

自分の納得いく位置でテープ止めしてある

これを見て黙々と描きつづけていた

紙を載せて写したのではなく
見て、描く、見て、描くを
ひたすらやり続けていた

まだ6歳
親バカかも知れないけれど
本当にうまいなと思う

こんなに正確に
私は描けなかった

三男は特に
大好きなこと
得意なことは 
何時間でもやる
一日中やる日もある

だから
習字に連れて行って
あれだけグダグダするのは

「習字教室に通う」ということは
三男のやるべきことではないのかも知れないと
改めて思った

書くことは
好きなんだと思う
自分の書きたいことは
止められても書く

半紙に筆で書くのも
自分の書きたい字を書くのは
喜んでやる

私の分のお手本を見て
漢字を5文字
見よう見まねで書くのは
勝手にやっている
でも
自分のお手本の
ひらがな二文字は
一筆書くたびにぐでーっと寝そべり
終始不機嫌


私が習字を再開したい気持ちがあって
たまたま先生とすれ違った際に話したら
連れて、一緒にやろう
と言われた
(ずっと幼子がいてなかなか出来ず、もう何度も同じ事を話していたけれど、その日は連れてこれば良いよと言われた)
それは
先生が儲けたいとかそういうのとは違って

親子で過ごす大切な時間だよ
子どもをみんなで育てよう

ということを大事にされているご夫婦なので
私も決心して
連れて行く事にしたのが
一年ちょっと前だった

結局私の母が七月に倒れるまでは
三男を個別で連れて行ってくれていて
私は自分の字に集中出来ていたのだけど

二人で一緒に座って書くのは
拷問でしかない
お互いに

流れで
二人とも通うことになったけれど
私も本当は三男は連れて行くつもりはなかった

私が
自分が

やりたかっただけだから




三男は
絵を見て描き写すのがうまいのと同じく
お手本を見て筆で書くことも
(親バカだけど)うまいと思う

私の子どもの頃なんて
ヘンテコなバランスの悪い字しか
書いてなかったと思う

三男はまだそんなに経験がないのに
字のバランスの取り方が
うまいと思う

初めにこれだけやれるのだから
続けたら
どこまで行くのだろうと
楽しみな面もあって
つい
辞めさせたくないなと
思ってしまう

三男の「やめたい」という言葉が
全てなのかも知れない

辞めてほしくない
私の気持ちは
親バカではなくて

バカ親なんだろうな

思いつつ
欲が捨てきれない

物でも何でも
一度手に入れてしまうと
手放し難くなる(私の場合)

本当に大切なもの、こと
本当に必要なもの、こと

それを見極めて

手に入れることが
出来るようになると
いいんだけどね

次男に

大人の相談なんだけど
三男ちゃん、習字やめたいって言ってる
どう思う?

と尋ねたら

オレは
三男ちゃんがやめたいって言ってるなら
その意思を尊重してあげた方が良いとおもう

例えばスケートやってたとして
もうすぐ大会で優勝しそうなくらいのレベルの人だとしても
やめて他のことやりたかったら
それは尊重されるべきだと思う

との答え

だよねー
SMAPの森くんも
SMAPやめてやりたいことやったよねー
で、そっちでも才能発揮したよねー
才能ある人は
どこへ行っても才能発揮するよねー


という意見で一致した
(三男が才能ある前提の親バカ、兄バカ 笑)

今月悪あがきしたら
あとは
やめさせる方向で調整しようかな


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