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母と家で過ごした日々 在宅緩和ケアと在宅看取り

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亡くなった母と過ごした最後の日々、その後の移ろいゆく自分の心について書いています。 母は末期の卵巣がんでした。 終末期に、緩和ケアを受けながら自宅で過ごし、自宅で父に手を握られ…
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#寂しい

声が聞きたい

声が聞きたい

じんわりと

それでいて

穏やかに暖かく

静かに続く

そう思っていた

母のいない寂しさ

やらなければならないことが
手につかないほどに
ずっしりと
ガツンと
しっかりと
響き渡っている

自分の中に
たしかに
母はいる

でも
自分の一部を失った
それもまた
ほんとうのこと

何もしたくない

noteに気持ちを書き連ねて
自分を慰める

母は
今どこにいるだろう

毎日何度もお鈴を鳴ら

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いのちのかぎり 〜生まれたら、いつか必ず死ぬということ〜 2

いのちのかぎり 〜生まれたら、いつか必ず死ぬということ〜 2

末期癌で、出来る治療がなくなった母は、8月から在宅療養、緩和ケアをしています。

母との最後の時間になるかも知れない。
悔いのないように過ごしたい。
やれる事は出来るだけやってあげたい。
そんな今の状況を記録出来たらと思い、書き始めました。

が、思ったほど書く時間が取れなかったり、気持ちや身体がしんど過ぎて、書き進められなかったり。
そうしているうちに、どんどん時間だけ過ぎていっています。
少し

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