見出し画像

瞬き

草の間を掻き分けてゆく泥の手もあったのだろう果てない空よ

この空の何十億の一の世界で等しく青を分け合っている

見上げればみじかな世界に遠のけば月こそ永く暮らす夜かな

瞬きは一瞬にして遠からず月こそ照らせ永きこの夜を

未来過去遠い光と瞬けばモノクロとして死んでいないか

安心してください、あなたは大丈夫です!彼の世界を歩けるならば

気がつけばここにいました僕はただ幸せになりたかったのです

大海に怯えていただけでした波打ち際で遠ざかる声は

傷ついて傷つけたものを抱えては言葉を切って三日月にする

服に伝う温もりが僕であったことAIが月になっていること


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?