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コロナワクチン、副反応の症例

9歳、7歳、4歳、4人目妊娠中、ICU看護師しながらお薬に頼らない子育てを目指すアラフォー母です。

コロナワクチンに関しては、打つ、打たない、様々な意見があります。

元々はバチバチな西洋医学オンリーな考えだったのですが、1人目の出産を機にガチガチな自然派母ちゃんとなり、ほとんどのワクチンを接種せずにきました。

いずれの考えも盲目的だったと思っています。今はワクチンは効果がある、でも極稀だけれども副反応はある、必要な人には必要、でも健康な体であることが最も重要、という考えに至っています。

そして私自身はコロナワクチンを2回、接種しています。

医療者ほとんどの方がワクチンを接種しています。4回接種している医療関係者はコロナに罹患していない人が多いと現場にいると感じています。その反面、接種していても罹患する人もいます。

罹患した時の症状の程度は本人の主観となりますし、その人自身でワクチンを接種した場合と接種していない場合とでコロナに罹患した時の症状のレベルを比較することは不可能なので、なんとも言い難いですが、コロナによって重症化に至った知人は誰もいません。

救急搬送された人がコロナに関係ない病態でも、コロナ陽性となったらコロナ患者とカウントされる、というようなTwitterをみたことがありますが、そのようなことは稀です。

入院前には全ての患者さんにコロナの検査をしていますが、ICUに入室するような重症な患者さんがコロナ陽性だった、という症例はコロナが流行し始めて約3年経過した現在まで、2例のみしか私は知りません。(地方の病院なので、大都市のもっと大きな病院では状況が違うかもしれません。)

コロナ病棟でもヘルプとして勤務させてもらったこともあります。ワクチンの接種業務にも携わりました。

ガチガチな自然派だった私が、コロナ渦の中、医療の現場に身を置けたことは意識を改める機会となり、本当によかったと思っています。

そして、そんな背景をもって現時点でICUで働いている人もいないと思います。

ワクチン接種が始まり2年が経過しました。

ワクチンの副反応と考えられる症例に対応させていただいたことが1例ありました。2年の中で、確実に副反応と言えるのはこの1例だけでした。副反応報告も出されています。

ただ、脳血管疾患や心疾患によって入院された時、ワクチンをいつ打ったか、というのを確認するという義務はありません。ご家族から言われない限り、ワクチンとの関連を疑うことはないと思います。

でもそれも当然といいますか・・・全てをワクチンと関連させることも間違っています。

そしてワクチン接種から2年が経過し、多くの方が接種されている中、ここまでの副反応が発生したのが田舎とはいえ1例。それを多いと思うのか少ないと思うのかも、これも個人の主観に左右されると思いますが、ただ、事実として副反応がある、というのはコロナワクチンだけに限りませんが、ワクチン全てにおいてあり得ることだと思っています。


今回の記事はnoteを開始し、初めての有料記事にすることにしました。

個人情報を掲載することはありませんが、この方の症例に少しでも触れることに私自身、とても慎重にならないといけないと思っています。

安易な切り取り方をされると、ワクチンを過剰に問題があると思われてしまう可能性もあります。

でも、稀だとしても副反応が起こることも事実です。

でも、副反応のことを取り上げると「反ワクチン」という印象を持たれてしまうように思います。ただ、私自身、ワクチンには慎重であるべきという考えは持っています。

ご理解いただける方、ご購入いただけたら嬉しいです。


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