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自主上映会「夢みる給食」を経て

連休の真っ只中、貴重な時間を使って各地から上映会に足を運んでいただきありがとうございました。

この美作の地域の皆さまとともに時間を過ごすことができ、実りある時間となりましたことに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

真剣な眼差しでともにこの時間をつくって下さった皆さんからの感想を1つ1つ読ませていただきました。

目指すものを目指すということは、地道なものであり、決してひとりでは成しえないことであるなと思う一方で、皆さんからの強い想いを受け取り、実現に向かう動きをしていきたいと思いました。



小学校の6年間は子どもたちの体重が約2倍になるそうです。
その中でも彼らの身体の3分の1が給食でできていると考えたとき、
栄養の観点や、地域で子どもたちを育むという観点からも給食は、
今を生きる我々大人が直視しなければならないテーマの1つであると強く思います。

そして今回強く感じたのは、有機給食を実現することは「充分に可能である」ということです。

日本全国で自らの仕事の領域、枠、立場を超えて、仲間とともに、志を実現に繋げてこられた先輩方から背中を押していただいたように感じます。



ひまわり畑を通して新たな出会いや人とのつながり、集うことの大切さを学び、
お山のがっこうでは子どもたちの遊び駆けまわる姿から沢山の勇気と希望をもらい、
そして農場の日々の中では、畑や野菜との対峙の傍ら、学校給食に関わる方々や個人のお客様、取引先の皆様からフィードバックを頂き、
試行錯誤を続けながらどのようにこの環を広げていけるだろうかと模索を続けています。


今回、子どもたちの給食について考えたときに、私たちの普段の仕事ぶり、行い、心がけを問い直すきっかけそのものだったと感じます。

まだまだ未熟な点、至らない点も多いですが、この地域に関わらせていただく人間のひとりとして、これからも様々な分野に携わる皆さんとつながり、
私たち1人1人がどのように思考し、それを実践するするのか、
そして、未来の子どもたちに何を返していくことができるか、
皆さんと共に考え、体現していけるよう精進していきたいと思います。

最後に、今回の上映会開催にあたり様々な形で協力してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

和仁奈緒子


おいしいが希望になるそんな給食、食卓をめざして


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