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自分にフィットした英語学習
今日は英語学習方法について最近気づいたことを話したいと思います。
ぐるぐると私生活が変化していくなかでも、英語学習の情報は定期的に収集しており、いくつか試してはいました。
短い英文を暗唱できるまで繰り返し発音
英単語を例文で覚える
など。
が、どうも続かない。
私は早朝に勉強することにしているので、短い英文を暗唱していると(気をつけていても声のボリュームが人より大きいため)別室で寝ている家族を起こしてしまいました。
しかもブツブツと呟いてるせいで不気味さMAXだったらしい。す、すまない……。
なら、昼間にやればいいのかな? と思いつつも家族の目(耳)が気になって実行できず。
そして一番のつまづきは
「今の自分にしっくりこない」でした。
用意された短い英文を繰り返し発音していても、その場限りの暗記になってしまって「自分の目標としている英語学習」とのズレを感じました。
これはおそらく、私にはまだレベルが高い学習方法だったから続かなかったのだ、と思っています。
次に英単語を例文で覚える方法は、付属のCD音源も利用しながら続けていたのですが、「小さな違和感」が邪魔をして続きませんでした。
まず、例文が楽しくない。対象が中学生ということもあり、内容は学校生活に関するものが最初に詰め込まれていました。
学校生活については、にがい記憶が多いため、私には苦痛をともなってしまう。
また、英語音声の後に日本語音声が流れる形だったので、英語の例文よりも日本語の例文の方が記憶に残ってしまうのも小さな違和感となり挫折しました。
困ったぞ……巷でおすすめの英語学習の本と、ことごとく相性が悪い。
そこで、一度自分に問い直しました。
「じゃあ、どんな英語学習なら苦痛じゃないの?」と。
私は物語が好きです。普段、日本語の小説を読んでいます。
「ここがとっかかりだ!」と気づいたのは、つい最近です。
「英語学習には多読が効果的」という話も聞いていたので、手元にあった朗読CD付の英文版『手袋を買いに』(新美南吉・著)をどうにか英語学習に使えないかと考えました。
幸いなことに、この時点で朗読CDを50回以上は聴いていたので、歌詞のように、ところどころ音(フレーズ)を覚えている状態でした。
しかし、音は覚えていても単語の意味がわからないところがある。
これも幸いだったのですが、本の巻末に初心者がつまづくであろう単語やフレーズの日本語訳が載っていました。
「forestは森なんだ〜」とわかり一安心……してたら覚えなかったので、forestの文字の上に「森」と書いて、なんども英文を読み返すうちに自然に「forest」という英単語を覚えていました。
さらに、まだまだ最初の数十行程度ですが英文の「書き写し」を始めたら単語のつづりを覚えられるようになり、単語の並びにも注目するようになりました。
また、私自身でもはっきりとした理由はわからないのですが、物語の音読なら家族の目(耳)が気にならない(国語の授業で音読が好きだったから……かも?)。
登場人物になりきって、声に感情を乗せながら発音するのは結構楽しいです(笑)。
この記事を書いていたら、
「その人その人でフィットする英語学習は違うんだ。違っていいんだ!」と気づきました。
合わない学習方法を続けるよりも、自分の好きを見つめ直し、学習方法をオーダーメイドすればいい。
勉強が得意な方からしたら、「そんな初歩的なことを」と笑われてしまいそうですが、私にとっては大きな発見だったのでnoteに書いてみました。
好きを味方にすれば、無限大の可能性が広がります!
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