上を向いて歩きすぎると壁にぶつかる
こんにちは、最近メンタルが不調だったMEGANEです。
さらっと言いますが、私はうつ病なんですよね。
「マイナスのマウント話か?」っと思った画面の向こうのあなた、違います。
これからお話する問題について語るための前提というか、最低限の私のスペックを提示したかったのです。
メンタルが弱っているとき、私は自己啓発の本にすがってしまう癖があります。
「あー、わかるわ」と思った方、かたい握手をしましょう。
「メンタルを鍛えるには私が変わらないといけない!」と強く思いすぎてしまうんですよね。
うつ病を患っているのを忘れて、キラキラした「理想の私」を想像する。
「理想の私」はワクワクする。
「よし! 目指すゴールはここ!」と決めて、目標を決める。
これ自体は悪いことではないけれど、あまりにも「キラキラした理想の私」を強く想像すると頭が、理想を「今の現実」だと勘違いしてしまうんです。
例えば、「45キロのスーパーモデル体型の私」が理想なら、努力して減量する前に頭が「私は45キロのスーパーモデル」と勘違いを起こし「あれ? なんで体重が70キロもあるんだ?」と現実の体型を受け入れられない。
じわじわと理想と現実の差に蝕まれ、
「こんなの「私」じゃない! こんな私は消えろ! 理想の私に今すぐなれ!」と自分で自分を否定し続ける。
結果、うつ病が悪化します。
これと同じことが、最近の私のなかで無意識に起こっていました。
そりゃあ、メンタルが不調にもなるよ。
うつ病患者が、自己啓発にハマりすぎるとこういうこともあります。
理想を持つことはいいけれど、まずは、「今の私」の良いところを見つけて(見つけられなくても)受け入れる。
「これが今の私。最悪なときもあるけど、そこそこいいんじゃない?」
そう思えれば、あなたの勝ちです。
ハードモードの人生が少しだけ楽になります。
自分の見方を変えれば、世界も変わります。
上を向いて歩くのもいいけれど、上ばかり見てたら壁にぶつかります。
心理的な意味でも、現実的な意味でも。
わざわざ壁にぶつかる必要はないんですよ。
まっすぐ、少しだけ遠くを見ながら歩くのがちょうどいい。
障害物に、はやく気づけるし、ぶつかるのを回避することが可能です。
それでも不器用なうつ病患者は、壁にぶつかっちゃうんですけどね!
でも、上を見ながら歩きつづけた場合と比べれば、ぶつかる確率も減ります。
理想の私はすっごくキラキラしてるけど、
現実の私も今を楽しみながら、目標に向かって生きている。
大丈夫。
「あれ? 理想の私に少しだけ近づいてる?」と気づくときが来ます。
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