黒幕はホテル王?『旅行の世界史』に学ぶ、歴史を変えた旅人がすごかった。
本をきっかけに、問いを深める。ゆるくカジュアルに、世界知と遊ぶ。
編集工学研究所のエディター4名が、古今東西の名著を紹介していく「ほんのれんラジオ」。vol.16のテーマは「なぜ旅をするのか?」
シリーズ3本目は、ズバリ『旅行の世界史』をご紹介!
私たちの旅といえば、車に、新幹線に、飛行機に。座っていても移動できる乗り物ばかりですが、そんなのきっとごく最近の話。
天竺まで経典を取りに行った玄奘や、黄金の国ジパングを紹介したマルコポーロはいったいどんな旅をしていたのでしょう? 「観光」や「パックツアー」が生まれたのはいったいいつ? 旅の歴史を作ってきた8名の「旅人」に迫ります。
▼紹介した本
『旅行の世界史─人類はどのように旅をしてきたのか』 森貴史(著)星海社 2023
『未知なる冒険の書』名もなき冒険家(著)テディ・キーン(編)トゥーヴァージンズ
▼「なぜ旅をするのか?」を考える「ほんのれん」旬感本5冊!
『旅行の世界史─人類はどのように旅をしてきたのか』
森貴史(著)星海社 2023『弱いつながり─検索ワードを探す旅』
東浩紀(著)幻冬舎文庫 2016『ビジュアルアトラス 辺境見聞録─世界の果てを見てみたい』
ブルーノ・レゲ(著) 清水玲奈(訳)
日経ナショナルジオグラフィック 2024『ウォークス─歩くことの精神史 』
レベッカ・ソルニット(著) 東辻賢治郎(訳)左右社 2017『 旅する地球の生き物たち
ヒト・動植物の移動史で読み解く遺伝・経済・多様性』
ソニア・シャー(著) 夏野徹也(訳)築地書館 2022