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在野研究一歩前(9)「はじめての短期労働(番外編:短期労働の休憩時間に「本」は読めるのか?)」

 これまで、在野研究一歩前(6)~(8)を通して、私がはじめて「短期労働」に取り組んだ際の「経験談」を記してきました。あくまで「私的」なことが多く、お読み頂いている方にどれだけ参考になるのかは分かりませんが、自分なりにポイントは纏めてきたつもりです。

 今回は「番外編」ということで、

「短期労働の休憩時間に「本」は読めるのか?」

という点について語っていきたいと思います。

 自分がよく取り組んでいる「短期労働」の多くは、前回まで「はじめての短期労働」で書いてきた「搬入」や、所謂「イベント設営」といわれるものです。それらは「午前中から夕方まで仕事がある」「かなりの重労働」といった点から、「幾度かの短い休憩」「食事のための長い休憩」が入ることが多いです。その休憩時間を、ただぼけーっと過ごすのではなくて、一つの読書時間として活用しようというのが今回の主旨なのです。

 「短期労働」の現場というのは、自分の住み慣れた街の中であることもあれば、一度も行ったことがない市町村や周りにコンビニぐらいしかない田舎の場合もあります。それらの現場で「休憩時間」を与えられた場合、

「現場周辺に何か面白いお店でもないかなー?」

と散策でもしてみたい気分になることはあるのですが、与えられた休憩時間(さきほどあげた「幾度かの短い休憩」)だけでは、見て回る時間的な余裕はないのです。
 そうなると「現場内だけで休憩時間を過ごす」という選択肢を採らざるをえません。そのときに私が「はじめての短期労働」の時から試みたのが、「短期労働の休憩時間に「本」を読む」でした。

 結論から言ってしまうと、

短期労働の休憩時間に本を読むことは「普通」にできます

 ただそれには、幾つかの注意点がありますので、ぜひそれらを読んだ上で、皆さんにもバンバン、休憩時間に本を読んで頂きたいと思います。

①とにかく問題なのは「周囲の視線」
 悲しいことに、短期労働の休憩時間に「本」を読んでいる人など滅多にいない。ほとんどの人は、壁にもたれて座り込み、スマホの画面をじーっと見詰めている。
 そんな中で、一人颯爽(?)と本を取り出して、黙々と頁を捲っていくのは痛快ですが、一方で「周囲の視線」が気になることもあります。
 「お前、本とか読んでんのかよ」と露骨に言われることはありませんが、スマホを見つめていた眼が、時折「本を読む私」の方にちらちらと向けられることはありました。
 「そんなものは気にしない」と思われる方も多いでしょう。ただ「気になる」という方も同じようにいると思われるので、それには対策を練っていく必要があります。

②「周囲の視線」への対策(その1):Kindle
 「対策」の(その1)として挙げたいのが、スマートフォンの画面を通して「本」を読む(=電子書籍で読む)という方法です。私は日常生活では、所謂「紙の本」で読むことが多く、電子書籍を利用することは少ない。ただ例外として、短期労働の現場で「本」に触れる際は、「Kindle」という電子書籍のサービスを使うことにしています。最近では「Kindle Unlimited」というサービスがあり、一々欲しい本を一冊一冊購入しなくても、「月額980円」で、様々な分野の本が読み放題となっている。今では「30日間の無料体験」も開催しているようなので、試しに利用してみるのもいいかもしれません。

③「周囲の視線」への対策(その2):Audible
 ②では「他の人は休憩時間中スマートフォンを見ているのだから、自分もスマートフォンを見ればいい」という精神で、「電子書籍の利用」を紹介しました。次に、その精神をさらに発展させて、「本を聴く」という手段を紹介します。
 手段(サービス)の名前は「Audible」「Audible」とは「人気作家のベストセラーから名作まで、プロの声優や著名人の朗読で楽しめる」サービスで、Kindleと同様にスマートフォンを利用して楽しむことができる。
 このサービスを利用すれば、もう「周囲の視線」を気にする必要はなくなります。「スマートフォンにイヤホンを指して「音楽」を聴いている」と思われることはあっても、「「本」を聴いている」と考える人はいないからです。②の「Kindle」同様、「Audible」の方でも「無料体験」を開催しているようなので、ぜひ試して頂きたいと思います。


 以上、「短期労働」の休憩時間に「本を読む」上で、注意して頂きたいポイントを纏めてみました。本当は、本の読み方など気にせずに、堂々と「紙の本」で読むというのがベストな形だとは思いますが、できるだけ「周囲の視線」に晒されることのない「読書」の方法を探ることをきっかけとして、電子書籍ボイスブックを試してみるのもいいかもしれません(ご利用後の感想をお待ちしています!)。

 では最後に一言。
 何が何でも、休憩時間に「本」を読んでみせる!!!
 
 これで「在野研究一歩前(9)はじめての短期労働(番外編:短期労働の休憩時間に「本」は読めるのか?)」を終ります。
 お読み頂きありがとうございました。

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