古代メキシコの至宝約140件が一挙に集結(東京国立博物館)
メキシコには35もの世界遺産があり、なかでも高い人気を誇るのが、古代都市の遺跡群。紀元前15世紀から後16世紀のスペイン侵攻までの3000年以上にわたり独自の文明が花開いた。
本展では、そのうち「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」という代表的な3つの文明に焦点をあて、古代メキシコの至宝の数々を、近年の発掘調査の成果を交えて紹介する。
火山の噴火や地震、干ばつなど厳しい自然環境のなか、人々は神を信仰し時に畏怖しながら、王と王妃の墓、大神殿、三大ピラミッドなど各文明を代表する壮大なモニュメントを築いた。普遍的な神と自然への祈り、そして多様な環境から生み出された独自の世界観と造形美を通して、古代メキシコ文明の奥深さと魅力に迫る。
出典:ひととき2023年6月号
▼連載バックナンバーを見る
よろしければサポートをお願いします。今後のコンテンツ作りに使わせていただきます。