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こんな時代だからこそ、仏像に会いたい
2020年も、残すところわずかとなりました。
世の中はいまも大きな不安に覆われておりますが、こんな時だからこそ仏像に手を合わせ、大切な人の健康や幸せを祈りたい――そんなふうに思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでご紹介させていただくのは、弊社がこれまでに刊行した「仏像」に関する4冊の本と、それに付随する5本の記事です。すぐに出かけることは叶わなくとも、本や記事の中で仏像と出会い、心の中で祈っていただければ幸いです。
それでは、ひとつずつご紹介していきます!
◉『仏像に会う―53の仏像の写真と物語』西山 厚 著
――2014年まで奈良国立博物館の学芸部長として、現在は仏教美術の名品を所蔵する半蔵門ミュージアムの館長として、多くの仏像・神像の展示に関わってきた著者。仏教美術史の専門家として、生きた言葉で仏像の魅力を語り続けています。 本書は、著者がこれまでに出会ったたくさんの仏像の中から、特に心に深く刻まれた53体を選び、その美しさを見事に切り取った仏像写真と共に紹介する仏像ガイドです。
◉『仏像イラストレーターがつくった 仏像ハンドブック』田中ひろみ 著
――仏像拝観が好きでたまらない人、拝観してみたいビギナーに向けて、仏像イラストの先駆者である田中ひろみさんが、“仏像旅"のコツや、仏像を前にしたときの必要な知識(仏像の種類や手にする道具、装飾など)のキホンを、漫画とイラストで紹介。
◉『東京・鎌倉仏像めぐり』田中ひろみ 著
――日本各地を歩いた仏像イラストレーター・田中ひろみさんが絶賛する東京・神奈川の仏像とは? 田中さんが常日頃、ふらっと見に行く素敵な仏像を、すべて書き下ろしていただきました。その数50以上。イラストにすることで細部までよくわかること、また仏像のお顔や体型、衣の着方、指の形など、見て楽しいポイントも丁寧に解説しています。本書をおともに、ぜひ気楽に仏像めぐりへ。
◉『東海仏像めぐり』田中ひろみ 著
――仏像というと、京都や奈良、鎌倉といったイメージがありますが、じつは東海エリアも仏像大国。寺院数全国一位の愛知、十一面観音菩薩を本地仏とする白山信仰が盛んな岐阜、神仏習合の仏像が大充実の三重と、東海地方の仏像は、質も数も圧倒的にすばらしいのです! お出かけ前に読んでいただけると、仏像の魅力をもっと実感できるはず。
▼おすすめの記事
『仏像に会う―53の仏像の写真と物語』の著者である西山厚さんへのインタビューのほか、モデルのはなさんや俳優の紺野美沙子さんからは、溢れんばかりの仏像愛が綴られた書評をお寄せいただきました!
また、『仏像イラストレーターがつくった 仏像ハンドブック』の内容を抜粋して、仏像との出会いがもっと楽しくなるような初心者向けの講座もお届けしています!
そして先日、この「仏像のキホン講座」がなんと、note編集部のおすすめに選ばれました!!
仏像にも「位」があるって知ってますか?
— note (@note_PR) December 13, 2020
すこし知識があると、より楽しめるようになる仏像の世界。服装や種類、手のかたちにも意味があるそうで…?仏像イラストレーターの田中ひろみさんによる解説を、ほんのひとときさん@hon_no_hitotokiが紹介してくれました。https://t.co/8ZwCxpFJc3
奥深い仏像の世界を、ぜひお楽しみください!
そして来年こそ皆さまのもとに、穏やかな気持ちと晴れやかな笑顔が戻りますように。
ほんのひととき編集チーム
▼🎬こちらのスライドショーもぜひご覧ください(36秒 BGM付き)
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