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地元にエール これ、いいね!

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日本全国の“地域の宝”を発掘する連載コーナー「地元にエール これ、いいね!」。地元の人々に長年愛されている食や、伝統的な技術を駆使して作られる美しい工芸品、現地に行かないと体験で…
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2020年6月の記事一覧

【福万来ホタル乃国】ゲンジとヒメの光の競演(鳥取県日野郡日南町)

日本全国の“地域の宝”を発掘する連載コーナー「地元にエール これ、いいね!」。地元の人々に長年愛されている食や、伝統的な技術を駆使して作られる美しい工芸品、現地に行かないと体験できないお祭など、心から「これ、いいね!」と思える魅力的なモノやコトを、それぞれの物語と共にご紹介します。(ひととき 2019年6月号より)  夏の風物詩、ホタル。全国各地のホタル観賞スポットには、日本の情緒を求めて大勢の人がつめかける。なかでもユニークな観賞スポットとして話題になっているのが、鳥取県

使ってこそ輝く天満切子のグラス(大阪府大阪市)

日本全国の“地域の宝”を発掘する連載コーナー「地元にエール これ、いいね!」。地元の人々に長年愛されている食や、伝統的な技術を駆使して作られる美しい工芸品、現地に行かないと体験できないお祭など、心から「これ、いいね!」と思える魅力的なモノやコトを、それぞれの物語と共にご紹介します。(ひととき 2020年6月号より) 「鑑賞だけでない、『用の美』が大事やと思ってます。使ってもろうてなんぼ、ですよ」  切子工房RAU(ラウ)の3代目、宇良孝次さんがいう。独自のブランド「天満切

【すずひめ号】世界遺産・丹生都比売神社のご神犬(和歌山県かつらぎ町)

日本全国の“地域の宝”を発掘する連載コーナー「地元にエール これ、いいね!」。地元の人々に長年愛されている食や、伝統的な技術を駆使して作られる美しい工芸品、現地に行かないと体験できないお祭など、心から「これ、いいね!」と思える魅力的なモノやコトを、それぞれの物語と共にご紹介します。(ひととき 2018年7月号より)  丹生都比売(にうつひめ)神社にご神犬が奉献されたというニュースを耳にしたのは、今年のはじめ。ご神犬って何? どんなことをするんだろう? 確かめたくて、和歌山へ

【ただにしき】不二聖心女子学院が富士山麓で育む「幻の紅茶」(静岡県裾野市)

日本全国の“地域の宝”を発掘する連載コーナー「地元にエール これ、いいね!」。地元の人々に長年愛されている食や、伝統的な技術を駆使して作られる美しい工芸品、現地に行かないと体験できないお祭など、心から「これ、いいね!」と思える魅力的なモノやコトを、それぞれの物語と共にご紹介します。(ひととき 2018年6月号より)  富士山を望む裾野市に、幻といわれる国産紅茶を産する茶畑がある。不二聖心(ふじせいしん)女子学院のキャンパスの一角にある不二農園だ。寄宿舎を有するカトリックの女