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先生からの無言の圧力?!全部こどもたちの実体験!|『こどもモヤモヤ解決ドリル』インタビュー・後編

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『こどもモヤモヤ解決ドリル』
インタビュー特別編!【後編】


ここだけの話 をご紹介する、インタビュー企画!
昨日公開した前編には、早くも多くのコメントが寄せられています!
皆さまご感想をありがとうございます!

まずは前編をどうぞ。


後編は、株式会社風鳴舎 代表の 青田恵さん をゲストにお招きします。

🌟子ども達とやまそー先生とのオンラインモヤモヤ相談!

🌟かりんちゃんのシーパラ事件とは!?


青田さん 風鳴舎の青田です。よろしくお願いします。

きいす よろしくお願いします。


青田さん
 私も『おわりに』が大好きなんです。
『おわりに』に、この本の良さが凝縮されてるなと思っていて。

モヤモヤは世界を良くするきっかけになるんですよ
というのが、やまそー先生がこの本で言いたかったことなんだろうなと。
(『おわりに』については、前半部分で話しています。)


いまの時代の子ども達って、解答のない世界を生きていますよね。
私たちが生まれて育った頃の、こうやれば正解っていうのは完全になくなって。

この本は、自分たちで考える力をつけてもらいたいねってことで作りました。


きいす ドリル形式っていうのははじめから決められていたんですか?


青田さん ドリルを作ろうっていう形でスタートしたので全くなくて 。

やまそー先生とはこども六法の本が出たときに知り合って、一年半くらい何をどう作るか話し合いを重ねていたんです。

やまそー先生は主にいじめに関する活動されている方なんですが、編集の平川さんもママで、私もこの本の制作がスタートした時は娘が小学生で。

親として、いじめが起きたから裁判でどう出るかとかそこまで行く前の段階の、もうちょっと普段の生き方というか普段どういう力を身につけたらいいかな、という本にしたいよねって。


この本の全部、小学生の子どもたちの実体験!



青田さん やまそー先生にもそういう話をしたところ、子どもたちに聞いちゃうのが一番早いんじゃないですかという話になったんです。

オンラインで、『こども六法のやまそー先生に会えるよ』というようなイベントをしてくれて、そこに応募してくれる条件として『学校や家の中、社会でモヤモヤしてることや問題と思うことを書いてきてください』というのが参加の条件だったんですね。

色んなモヤモヤ


青田さん そうして子どもたちから上がってきたモヤモヤを、これってどういうこと?どう思った?と、オンラインでひとりひとりに聞いて、やり取りを重ねて。

最終的にその中から6〜7人に、『やまそーゼミ』のゼミ生としてもう一度集まってもらって、やまそー先生と話し合いしたんです。

子どもたちはしっかり感情を持っていて、それをやまそー先生が導いてくださって、その感情をしっかり言語化できて。
子ども達も 、「ぼくはそういう気持ちではなかった」とか「うーーん、これはこうだと思ってた」とか、考え込む時間もあって。

シーパラ事件


「わたし仲間はずれにされちゃったみたい」というのは、「かりんちゃんのシーパラ事件」って私たちは言ってたんですけど。
シーパラダイスに私以外の仲良し5〜6人で行っちゃった。なんで私は誘ってくれなかったんだろう・・というのがほんとに悩みです、と。

そういったモヤモヤを子ども達とひとりひとり話していったというのが、この本の元なんです。


きいす そういうやりとりがあったから、この本の例がすごくリアルなんですね!
『一人だけ違う意見を言って先生から無言の圧力があった』
というのもすごくリアル!と思って。


青田さん そうなんです。これ全部ほんとの話なので。

オンラインコンテンツメディアを配信されている、キッズウィークエンドさんという会社があって、そこもママ達が運営されてるんですけど、そちらでご協力いただいてオンラインで全部まとめたんです。

どんどん書き込んで使い倒してほしいですね

青田さん ドリル形式にしたのはやっぱり子ども達自身にやってみてほしかったからです。ただ読んでくだけだとね面白くないかなと。

さっき(前編)、きいすさんのお話を伺ってそれすごくいいなって思ったことがあって。
ドリルを渡されても子ども達は「さあ、やろう!」とはならないので、親子で一緒に話しながら書き込んでいって子どもの考え方のくせを知るっていうの、すごく良いご提案だなと思いました。


きいす うちの子たちは、「こんな本があるよ」と言っても、なかなか素直に読まないんですね。だから、私が横で静かに読んでみるとか、本棚に置いておくとかして、子ども達が自分から発見したように仕向けるんです。


この本はイラストも可愛いし、お母さんやお父さんが読んでると「なに読んでるの?」って気になると思うので、そうやって引き込んでいくのも良いんじゃないかなって思いました。

書き込みやすい


青田さん 親心としては、その時期のその子が字がここに書き込まれて、横にちょっと暇つぶしで落書きしてるのとかが残ってたりすると、すごく良い親子の思い出になるなって思いました。

使い倒していただけたら嬉しいですね。


きいす いまは出版社や著者さんともTwitterなどで繋がれるので、読者さんからも「こんなに書き込みしてます」なんてことを写真とかで送ってもらえると嬉しいですよね。

大人に対しても


先生からの無言の圧力で、発言を許されない!?

きいす いまの子ども達は小学校高学年や中学生からスマホを持つ子も多いですし、そうすると子ども同士だけじゃなくて大人とも簡単に繋がれますよね。

この本の「先生に対してのモヤモヤ」の項目は、大人に対してもモヤモヤしたらちゃんと言っていいんだよというメッセージにもなりますよね。


それから、子どもに対しても大人に対しても同じように、相手批判ではなくて「自分はこう思った」という自分発信の言い方にするとか。
こういうことも、いまの時代の子ども達にとっては必要な言葉なんだと思います。


青田さん 先生の無言の圧力で発言を許されない男子とか、そういうことをうちの娘に聞いて見たら、「あー、いるいる、先生はもうそこに振らないようにしてるわ」みたいなことも言っていて。

女子はやっぱりまわりを見て予定調和な感じで行く子が多いですけど、そういう人だけじゃ世の中ダメで。
どんな壁だと思ってもちゃんと発言ができる人っていうのは、素晴らしい力のある子だと思うんですよね。


大人の世界でも、会議で上司の無言の圧力とか絶対あると思うんですよね。

それじゃあ世の中変わっていかないですし、子どもの世界もそうですけど大人の世界も同様で。
この本のタイトルから「こども」っていうのを取っても大丈夫だったんじゃないかしらって、ある読者さんからのTwitterを見て思ったんです。

Twitterで見つけた「これは大人こそ読むべき本だ」


青田さん Twitter で「めちゃくちゃすごい」っていうのを書いてくださった読者の方がいらっしゃって。

その方が書いてくれてたのは「マムアンちゃんに惹かれてこの本買ってみたけど、めちゃくちゃこの本すごい!課題の明確化と言語化、対処法を複数検討する方法が書かれている。 これは大人こそ読むべき本だ。」って。

きいす 子どもだけじゃなくて大人が読んでも気付きがたくさんある本ですよね。

青田さん それから、ドリルの書き込む欄も試行錯誤をしました。
編集担当者のお子さん、小三と小五かな、男子に何パターンか作ってちょっと書いてもらったりして。

「ここの幅はこれぐらい」とか 、「ここには色をつけた方が良い」とか、そういうことを子どもたちに意見を聞きながら作りました。

マムアンちゃん言葉


青田さん 「自分を大きくすれば痛くなくなる」とか「トラブルだと思ったのになぜか楽しくなっちゃった」とか。
この本にピッタリのセリフをマムアンちゃんがたくさん言ってくれてるんです。

「きみの心はまた必ず上がってくるからね」とかも、仲間外れにされても必ずまた上がるよというメッセージにもなりますよね。


マムアンちゃん語録が全部この本にピッタリで。
タムさん(ウィスット ポンニミットさん)にイラストの仕事を受けていただいて本当によかったです。


きいす 青田さん、松本さん、ありがとうございました!

「こどもモヤモヤ解決ドリル」のPR特別編として、株式会社風鳴舎 営業の 松本えみかさん と 代表の 青田恵さん をゲストにお迎えしてお送りしました。
ぜひ音声の方もお聴きいただけると嬉しいです!

『こどものための まなびブックガイド』
読者プレゼント!


山崎聡一郎さんとウィスット・ポンニミットさんのサイン入りの「こどもモヤモヤ解決ドリル」を「こどものための まなびブックガイド」の note または stand.fm にコメント頂いた方の中から抽選で1名様、
そして Twitter の方で リプライ または リツイート して下さった方の中から抽選で1名様、
合計2名様にプレゼントしていただけることになりました!!

当選者様には直接、出版社様より連絡先をお伺いして本の発送をしていただきますので、ご応募は note や stand.fm、Twitter のニックネームで大丈夫です。

いただきましたご意見やご感想は今後 PR で使わせていただくことがありますが、ご連絡先に関しましては出版社様の方で厳重に取り扱い、本の発送にのみ使用いたします。


プレゼントご応募の締め切りは10月11日まで。
こちらの記事にコメントするだけでご応募完了となります!
ぜひ皆さま奮ってご応募ください!!

■こどもモヤモヤ解決ドリル

山崎聡一郎ことやまそー先生と大人気「マムアンちゃん」が奇跡のコラボ!! 学校や社会で生じるモヤモヤ問題を、やまそー先生とマムアンちゃんが5ステップでやさしく解決に導いてくれます。


■著者 山崎聡一郎さん 通称:やまそー先生
1993年生まれ。教育研究者、写真家、俳優。合同会社Art&Arts代表。慶應義塾大学SFC研究所所員。慶應義塾大学総合政策学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。修士(社会学)。2013年より「法教育といじめ問題解決」をテーマに研究活動と情報発信を行う。2021年、公益財団法人日本ユースリーダー協会第12回若者力大賞ユースリーダー賞受賞。劇団四季「ノートルダムの鐘」に出演するなど、ミュージカル俳優としての顔も持つ。代表作には『こども六法』(弘文堂)があり、第54回(2019年)書店新風会新風賞を受賞。
https://www.yamasow.com/
https://twitter.com/S_Yamasaki1026
https://www.youtube.com/channel/UCPNaV4BW_C2l1TuQVLEWY_g
イラスト ウィスット ポンニミットさん 愛称:タムくん
1976年、タイ・バンコク生まれ。愛称はタム。1998年バンコクでマンガ家としてデビューし、2003年から2006年まで神戸に滞在。2009年『ヒーシーイットクア』により文化庁メディア芸術祭マンガ部門奨励賞受賞。
現在はバンコクを拠点にマンガ家・アーティストとして作品制作の傍ら、アニメーション制作・音楽活動など多方面で活躍する。
主な作品に「マムアン」シリーズ、『ブランコ』(小学館)、『ヒーシーイット』シリーズ(ナナクロ社)など。くるりの楽曲「琥珀色の街、上海蟹の朝」PVも手掛けた。2020年に『ハッピーマムアン』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、『ほぐほぐマムアンちゃん』(岩崎書店)を刊行。
https://www.wisutponnimit.com/
https://www.instagram.com/wisut/
https://twitter.com/wisutponnimit
「キッズウィークエンド」は、オンライン授業の検索・予約サイト
「オンライン社会科見学」「各界の第一人者のお話」「職業体験」「実験・工作」など、お子さんの探究心を刺激し、お家にいながら新しい世界を体験できる授業を提供されています。
https://www.kidsweekend.jp/portal
■株式会社風鳴舎 書籍一覧 
https://fuumeisha.co.jp/book/
■株式会社風鳴舎 note 
https://fuumeisha.co.jp/note/


こどものための まなびブックガイド
noteでご紹介した本の索引


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