[名著ココだけ]「頭のいい人」はシンプルに生きる―「快適生活」の方法 著:ウエイン・W. ダイアー Part.3

お急ぎ用

「だからどうというのだ」と自問すればいい。そうすればもう完全に、損も事態をさばききったことになる。これこそが本当の自立した人間の証

「この世の中には、変えたいと思うことはいっぱいある。だから、変えるように努力しよう。ただ変えられないものについては無理せず、多くを期待するのはやめよう。いやなことには目をつむる。期待していると結局はいつも裏切られ、カッカされてしまうから」

世の中や世の人々を熟視する。世界がどのように動いているのか。私たちが現実と呼んでいるものがどのような要素で構成されているのか、注意深く観察しなさい。これによって、どのようなものを見ようが、そのせいで犠牲になることのないように自分を訓練することになる

目的地へ到達したかどうがを幸せの基準にしない。代わりに、自分の人生全体は絶え間なくつづく旅なのだと考える。そして、まさしく人生の一瞬一瞬は私が楽しむためにある。人生はその途上の成績で評価してはいけない

どんな分野でも、偉大さとは、常にユニークで個性的であることをいう

まとめPart.3

個人的なものを秘めておくことが、他人に左右されないための方法

物事は大目に見ることのしなさい。あなたは何ら害を及ぼさないような態度や言動については、とやかく言わないこと、見ていてイライラするかもしれないが、そのようなことについて、何か言わなければならないなどと思ってはいけない。ただちょっと肩をすくめて忘れてしまう

「だからどうというのだ」と自問すればいい。そうすればもう完全に、損も事態をさばききったことになる。これこそが本当の自立した人間の証

自分に向けられたいやがらせや、あるいはこの世の様々な不快なことーそれらはもう慣れっこになるくらい様々にあるのだがーとにかく、そのようなことで腹を立てる必要は全くない。誰かの行動や言動に賛成しかねるときは、無視する

どうしても相手の言動や行為を改めさせたいと思うなら、何としても変えさせなければならない。ただその場合も、カッカしたりしてはいけない

自分に対する扱いが悪いと言って、世間のあら探しばかりするような相手と一緒にいる必要もない。そんな人よりも、幸福そうな顔をした人や、あるいは、成長して人生を楽しもうとしている人たちに囲まれているようにしなさい

いつもみんなに理解させる必要はない

”雑音”にはラジオのスイッチを切る要領で

相手に「あなたの行動」を説明させてみる

論理でダメなら感情で訴える

自分の行動について謝るのをやめる

現在を生きる決心をし、すべての人から理解させる必要などないと認める

現実とは、まさしく現実そのものの姿で現れるということを理解し、世の中があるままに回っていることに対して気分を害したりしない

すでに起きてしまったことは、もう”過ぎ去った”ことだ。そこから何かを学ぶことはできるにせよ、そのことでカッカする価値はない

「この世の中には、変えたいと思うことはいっぱいある。だから、変えるように努力しよう。ただ変えられないものについては無理せず、多くを期待するのはやめよう。いやなことには目をつむる。期待していると結局はいつも裏切られ、カッカされてしまうから」

世の中や世の人々を熟視する。世界がどのように動いているのか。私たちが現実と呼んでいるものがどのような要素で構成されているのか、注意深く観察しなさい。これによって、どのようなものを見ようが、そのせいで犠牲になることのないように自分を訓練することになる

どんな現実であろうと、あなたの決断1つでそれを素晴らしい体験にすることができる。現実を良くするも悪くするのも自分の決断次第

善・悪にこだわりすぎると人生の宝刀の楽しみを取り逃してしまう

どんなスポーツにおいてもそうだが、偉大なチャンピオンほど余計なことを考えず、無理なくプレーする。試合中には、瞬時に、しかも正確無比に反応することが要求される

「無意識」とは、まさしくプレー中に何も考えず、身体の赴くままに任せる

何かを考えすぎるために、自分を追い詰めているような場合には、このように何も考えないようにするのが大変

どのような場合でも、自分を制御する力は自分にあると確信する。自分がとる態度は自分が決める。そういう力をちゃんと持ち合わせている。-これを確信することから始める。あなたの態度が自分自身のもので、固有のユニークなものなら、あなたはそれを管理するだけ

日を決めて、現実をじっくり鑑賞してみる。物事を見過ごしにしないで、学べるものはすべて学ぶように努力する。そして、できるだけ多くのモノを吸収するようにする

怒るより「解決」にエネルギーを注ぐ

自分自身ならともかく、自分以外の人を思い通りにできると考えるのはやめる

忙しいときこそ、瞑想のような、心を和らげる訓練をする。すべての雑念を追い出し、頭の力を抜いて身体全体をリラックスさせる。現実の分析で頭がいっぱいになっていると、人生を素直に体験できなくなる。リラックスすれば、あなたも人生を真に味わうことができる

現実を常に呪ったりするのではなく、また現実を呪うがために現在を楽しむチャンスをダメにしたりするのではなく、人生を味わう技術を学ぶ。これは自分自身の完全な自己達成を追求する第一歩であり、同時に最後の一歩である

「この体験は、どのようにすれば自分にとって素晴らしいものになるだろうか。自分の訓練となり、また、糧となるようにするためには、どのようなことを言い、そのように考え、またどのように行動すればよいだろうか」

自分が選んだ場所なのにもかかわらず、そこが好きになれないなどと言うのはやめる。現在の状況について常に文句を言い、気分を害していると、ますますその状況がいやになる。そんなことをするよりは、クリエイティブで活気をみなぎらせる機会をつくるように心がける

「成功は旅であり、目的地ではない」

目的地へ到達したかどうがを幸せの基準にしない。代わりに、自分の人生全体は絶え間なくつづく旅なのだと考える。そして、まさしく人生の一瞬一瞬は私が楽しむためにある。人生はその途上の成績で評価してはいけない

成功というものもまた、人生そのものと同じく、瞬間の集まりでしかない。私たちは一度に1つのものしか楽しめはしない。そういう瞬間が集まって成功となり、ひいては人生となっていく

自分の今いる状況をうまく利用できるよう、怠りなく身構える姿勢をとる。そしていろいろなことに考えをめぐらせてみること。また、しかるべきチャンスはないかと熱心に探し求めていく

どんな分野でも、偉大さとは、常にユニークで個性的であることをいう