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誰でもできる!イベント開催でトレーニング

みなさん、こんにちは。
株式会社H5 本間優太です。

普段から僕は多くの人とお会いしていますが、「本間さんは会社や店舗経営をするためにどんな勉強をしたんですか」とよく聞かれます。

知識や教養は読書や詳しい自分が求める成果を出している方に学んできました。
加えて、知識や教養を自分の能力として身につけるためには、実際に行動することが必要です。
そこで今回は具体的な能力を身に着けるために、実践してきたことをお話しようと思います。

■経営に必要な役割とは

まず会社経営に必要な役割は具体的に何でしょうか。
例えば、会社方針の決定、計画の立案、お金の管理、新規顧客の開拓、会社の宣伝、社員の採用、会社のルールを決めるなど。
自分で会社を立ち上げるとなると、やることは意外と多いです。
これらの役割も会社が一定の規模になると、社員に任せられるものもあります。
それが会社の部署です。
会社経営を経営者がひとりでやるには限界があるので、仕事を社内の人間に割り振っていきます。
上記の役割を会社の部署に当てはめると以下のようになります。

・お金の管理⇒経理
・新規顧客の開拓⇒営業
・会社の宣伝⇒広報
・会社のルール⇒総務、あるいは法務

人によって得意なことがあるので、任せられる仕事は、得意な人に任せた方が仕事の質やスピードも上がります。
とはいえ、いずれも経営では必要な能力となるので、すべてを得意になる必要はなくとも、一定の知識や経験を身につけるための努力が大事です。

そしてこれらを身に着けるために、僕がやってきたのがイベントを主催することです。
詳しいことはこの後お話しますが、イベント主催は経営に必要な能力のトレーニングになります。

■自分でイベントをやってみよう

ではイベント主催の流れを見ていきましょう。
まずはイベントのテーマを決めます。
例を挙げると、合コン、スポーツイベント、ゲームイベント、鑑賞会などでしょうか。
テーマを決めることで、どのような人を何人呼ぶかが、明確になります。
合コンを主催するのであれば、出会いを求めている人に声をかけつつ、男女比が同じになるように調整する必要があります。
他にもサッカーイベントをやるのであれば、チーム人数が11人×2チームなので、少なくとも22人は必要です。
交代選手や休みながら試合を回すことも想定する際は、もっと人数が必要になります。

当日のイベントの流れを考えつつ、どの程度の人数を集めればよいか、決めていきましょう。
いきなり大人数イベントをやると、当日の状況把握が大変になるので、最初は最大20人までがおすすめです。
次に必要なのが会費の金額設定です。
自宅でイベントができるくらい広い家に住んでいる人は限られると思いますので、お店や場所を借りてやることになります。
その費用と集まる人数を踏まえて会費を決めていきましょう。
飲食店を予約するのであれば、時間とコース料理ごとに料金が設定されています。
一人当たりの料金で設定されているので、そこまで難しくないですね。

他にもスポーツイベントをやる際は、コートや体育館などを借りることになります。
こういった場所は基本的に時間料金ですが、料金を参加人数で割ると一人当たりの金額が出ます。

ここまで決まったら、次に参加者集めです。
一番やりやすいのは、友達への声かけですね。
規模が大きい時は、友達の友達を呼ぶ方法もあります。
友達を呼ぶのが良い理由は、すでに信頼があるからです。
呼ばれる人も知らない人がやっているイベントよりも、友達がやっているイベントの方が安心して参加できると思います。

人数が集まったら、集合場所や時間など必要事項の連絡もしておきましょう。

■イベント中にやるべきこと

イベント当日もやるべきことがいくつかあります。
全員がイベントを楽しむために必要なのが、ルールです。
会社が主催しているようなイベントでも事前に注意事項の連絡がありますが、あのようなイメージです。
強引な連絡先交換はNG、喫煙は決められた場所で、アルハラ・セクハラ禁止etc
イベントや場所によって、注意事項、禁止事項は変わってくるので、イメージが付きにくい際は、借りる場所のルールや似たようなイベントの注意事項を調べてみると良いと思います。
身近に詳しい人がいる時はその人に聞くのも良いですね。

実際にイベントがやっている間は、参加者の様子に気を配りましょう。
集まりから外れている人がいないかな、全員が会話に参加できているかな、など
全員がイベントを楽しめるように気を配る必要があります。
そういった人を見つけたら、こちらから話題を振って、その人が話しやすい場をつくるのも大事です。

自分が主催していると全体に意識を向ける必要がありますが、自分自身が楽しむのも大事です。
自分自身がイベントを楽しんでいる空気を出すことで、参加している人もその空気に乗って、より楽しむことができます。
逆に主催している人や司会している人がつまらなそうだと不安になりますよね。
自分自身も楽しむことが参加者全員が楽しむことに繋がります。

■ちょっと宣伝(笑)

イベントをやるとこれだけの仕事が必要になります。
参加者を集めるのは営業、イベントのテーマ決めは会社の経営方針、料金設定や参加者への連絡などは、総務、経理の仕事にそれぞれ当てはまります。
最初は改善点も見つかると思いますが、回数を重ねるとあなたのイベントのファンも生まれてきます。
そういう人の意見も取り入れると、イベントもより楽しくなってくると思います。

最後にちょっと宣伝ということで、出身地域でやっているイベントの紹介をします。
コロナも自粛もほぼ解除されそうなので、ぜひ行ってみてください。
あなたのイベントのヒントも見つかるかもしれません。


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