見出し画像

鶴・ism つる・いずむ 第8号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

Magonote【限界集落の逆転満塁ホームラン 】

~前文略~
今度は限界集落…いや「消滅集落」と住民の方々がやや自虐的な表現をされている、本町の鶴地区へお邪魔しました。
皆様には大歓迎していただき、青空 と美味しい空気の中、一緒にご飯をいただき、ぐっと距離が近づきました 。食後は滝公園の見学です。
地域の皆さんで倒木を片付けたり、岩や草をどけたりして、見違えるほど美しい滝の公園ができあがったというのです。最初はそんなことしても…と消極的だった住民の方々が、1人…2人…また数人と増え、今では活動の様子を伝えるミニコミ紙まで作っていらっゃいます。
見学のあとは意見交換会でした。なんとドローン撮影した美しい滝の周辺の動画まで見せていただき、感動しました。地域の方々は、次なる夢があり、キャンプ場を作ろうというのです。私の方からも提案をさせていただき、皆さんとは素晴らしい意見交換ができました。会が終わる頃は、限界集落の憂いなどありませんでした。その場にいた皆さんが、まるで子どものようにキラキラとした目でキャンプ場の構想を語っているのです。
綺麗な水が流れてマイナスイオン溢れる滝が真近にあり、蛍が乱舞し、星空という天然のプラネタリウムの中に身を置く…そんな、他には無い素晴らしいキャンプ場が近いうちにできることでしょう!
~後文略~   (鈴木裕枝さんのフェイスブックより)


冒頭の記事は、一般財団法人ロングステイ財団ロングステイアドバイザー協会 ロングステイアドバイザーの鈴木裕枝さんを天草にお招きして、本町鶴地区を視察して頂いた際の様子です。(令和4年2月25日)
鈴木さんご自身のフェイスブックから一部抜粋して、掲載させていただきました。


第11回本町鶴まちづくりの会のご案内

日時:令和4年4月8日(金)19:00~20:30
場所:鶴自治公民館
内容:まちづくりの会延期期間中の経過報告と今後へ
※みつばちラジオに出演された正和さん・輝孝さん・良吉さんのトークや鈴木さんの画像でご報告します。


【字図で見る鶴地区】

これまで下鶴から中鶴付近まで、字図をたどってきました。今回は田代から中鶴、八久保までを一気に見てみましょう。

〇コンコン林(こんこんばやし)
〇笠山(かさやま)
〇スアミダ(すあみだ)
〇雪州(せっしゅう)
〇船窪(ふなくぼ)
〇松山(まつやま)
〇桐の木(きりのき)
〇堀切(ほりきり)
〇田代平(たしろだいら)
〇上鶴(かみづる)
〇岩下(いわした)
〇茂通平(もつびら)
〇上窪(かみくぼ)
〇七ツ尾(ななつお)
〇與次郎の迫(よじろうのさこ)
〇小平 (こだいら)
〇高瀧(たかたき)
〇岩生(いわお)
〇月渡(つきわたり)
〇瀧の上(たきのうえ)
〇八窪(はちくぼ)
〇前穿(まえぼき)
〇黒破原(くろはばら)
〇穿平(ほぎだいら)
〇二反(にたん)
〇堅田(かたしだ)
〇切下(きりした)
〇高尾平(たかおだいら)
〇通藪(とおりやぶ)

ますます難解です。読み方もあてずっぽうですが、宇土地区や平床地区との境いがよくわかりません。又、「穿」という字は辞書によると訓読みは”うが・つ”音読みは”セン”となっていますが、父が生前「前穿」を「まえぼき」と言っていたのをかすかに覚えています。本当かどうかわかりません(;^_^Aこれをきっかけに、字(あざ)の読み方や由来等を調べてみたいと思います ✌  (畑元正司)


【編集後記】

 「高瀧がグーグルマップに載ってるね。」と友人が教えてくれたので見てみると、なんと以前は載ってなかったのに、今では「高瀧」と地名が出ているではありませんか❣ 更に瀧や看板や周囲の写真も十数枚も紹介されています。
 不思議に思い、詳しく見てみると「山瀧華美」さんという方が2月25日に情報をアップしておられました。
 ちょうどその日は鈴木裕枝さんが鶴に来られた日で、私達がおにぎりをほおばっていた頃、男女ペア一組が瀧を見に来られたのを思い出しました。もしやあの方達がアップして下さったのでは・・・と思うと嬉しくなりました。
 又、先日の日曜日も女の子が二人高瀧を見に来ていたので声をかけると、本渡中学生でわざわざ本渡から自転車で瀧を見に来たとのこと。「キャンプ場ができたらキャンプしに来ます!」という屈託のない笑顔に勇気をもらいました。

令和4年4月 1日 編集・発行: 世話人 畑元正司
本町鶴まちづくりの会 会長 平田正和 事務局 倉田芳昭

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?