本町 鶴

熊本県天草市本町鶴地区。 地元住民によるまちづくりの会です。 手作りのキャンプ場整備やトレッキングコース整備など、様々な活動をしています。 毎月第2土曜の夜、鶴公民館に集まって会議をしています。 どなたでも大歓迎ですので気軽にご参加ください!

本町 鶴

熊本県天草市本町鶴地区。 地元住民によるまちづくりの会です。 手作りのキャンプ場整備やトレッキングコース整備など、様々な活動をしています。 毎月第2土曜の夜、鶴公民館に集まって会議をしています。 どなたでも大歓迎ですので気軽にご参加ください!

最近の記事

鶴・ism つる・いずむ 第25号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

鶴暮らしの達人 今回の鶴暮らしの達人は鶴の中でも山奥の地域、八久保に住まれている 平田正和さんです。 Q. 鶴に住んで何年になりますか? A. 生まれも育ちも鶴なので、71年になります。 Q. 1日の生活を教えてください A. 毎朝4時半起床、新聞配達から帰ってきてから家の周りの草はらい、 畑作りをしています。 近くに昔の開拓道があり、そこを遊歩道にしたいという目標があるの でその辺りの草をはらったりしています。 昼ご飯を食べた後はリハビリに行きます。 夕飯はだい

    • 鶴・ism つる・いずむ 第24号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

      鶴の風景 ~山の神様 やまんかみさま (上鶴)~  前回の『やまんかんぶち』に続き、今回は『山の神様』の紹介です。  消防積載車格納庫を過ぎて、宇土地区方面へ向かう市道沿いで、最初のへアピンカーブの内側に建っています。  下から参道を歩いて登る道と、建物の横に車で近付ける 道と二つのアクセスがあります。参道を下から見上げると、お堂の前に大きな樹がそびえています。以前、この樹は『いちい』の樹だと聞いた事があるのですが 確かでしょうか?  建立年代もはっきりわかっていないので

      • 鶴・ism つる・いずむ 第23号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

        鶴の風景 ~やまんかんぶち(上鶴)~  先日の本町鶴まちづくりの会の会議で、『鶴の風景』が話題となり、 『やまんかんぶち』という場所を教わりました。  舌を噛みそうなこの名前は、近くに『山ん神様』があるからでは?と 想像すると、『山の神の淵』というのが名前の由来かと推測できます。  とりあえず、カメラを持って取材に行ってみることに・・・  上鶴の山ん神様のカーブから先に下りて行く道があり、そこを下ると平田輝孝さんの『別荘』(笑)があり、そこから川淵にバルコニー状に突き出した

        • 鶴・ism つる・いずむ 第22号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴の風景 ~竜の橋と蛍~ 水田には水が張られ、いよいよ蛍の季節となりました。  我が鶴地区は、広瀬川流域の谷間に集落が形成された、とても細長い地形です。ですから、広域に渡って蛍が飛び交います。  中でも、とりわけ蛍が多いと感じるのが、この「龍の橋」付近です。  あたりが暗くなった頃、どこから湧き出てくるのか、少しずつ数を増やし、木の葉に止まって光る者、ゆっくり点滅しながら宙を舞う者、様々なイルミネーションのショーが繰り広げられます。  そして夜空を見上げると、無数の星と蛍の

        • 鶴・ism つる・いずむ 第25号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

        • 鶴・ism つる・いずむ 第24号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

        • 鶴・ism つる・いずむ 第23号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

        • 鶴・ism つる・いずむ 第22号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴・ism つる・いずむ 第21号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴の風景 ~女水(寺領二又)・男水・久保利 おんなみず・おとこみず・くぼり~  新年度を迎え子供たちが元気に学校へ通っています。  取り囲む山々は、モコモコと膨れだした新芽がとりどりの緑色に輝き、通学路沿いの水田はその山々を逆さに写し出しています。  私が小学校の頃、毎週月曜日は集団登校、毎週土曜日は集団下校と決まっていました。月曜の朝は6年生のお兄さん・お姉さんが黄色い旗を持って先頭を歩き、下級生が縦一列に並んで登校していました。そして、授業を終えた土曜の午後も同じように

          鶴・ism つる・いずむ 第21号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴・ism つる・いずむ 第20号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴の風景 ~瀧の上観音から八大龍王への登山道~  鶴の風景と言っても・・・今回の目的地は鶴ではなく枦宇土地区です。 先日、平田輝孝さんの案内で、瀧の上観音から八大龍王へと続く山道をトレッキング❕小雨の中でしたが長靴と傘だけで歩けるコースでした。  瀧の上観音のすぐ下を出発して、山道を登り木々の下をくぐり、歩くこと約1時間、パッと視界が開け八大龍王へとたどり着きました。  祠を見ると、龍王の顔こそはっきりわかりませんが立像で腰の前で手を組んでおられるのがわかります。左側面に

          鶴・ism つる・いずむ 第20号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴・ism つる・いずむ 第17号〜鶴暮らしを楽しくする情報誌〜

          明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 「おねんぼ」の準備ができました!!  今年もやりますよ! 「第二回おねんぼ大会」公民館の裏山から伐採した竹を利用して、田代公園で鬼火を燃やします。1月8日(日)午前10時に火入れを行います。雑煮や書初め、書初め飛ばし等の楽しい企画も準備していますよ! 今年も無病息災とコロナ禍の早期終息をお祈りしましょう。そして普段はなかなか会えない人ともたくさんお会いしたいですね! 尚、天候が悪い場合は翌9日(月・祝)に

          鶴・ism つる・いずむ 第17号〜鶴暮らしを楽しくする情報誌〜

          鶴・ism つる・いずむ 第19号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴の風景 ~お大師さま(おだいしさま)~  下鶴の池野さんの家のそばと中鶴の旧坂口商店の横に、お大師さまが2箇所あります。  私が子供の頃、3月21日のまつりの時は、中鶴の香福庵を含め3箇所にお参りしていたのを覚えています。  1円の賽銭を上げてお参りすると、おにぎりやにしめ等、沢山のごちそうで接待してもらいました。  古くから天草では真言宗の信仰が厚く、開祖・空海(弘法大師)をお祀りしていました。しかし、キリスト教が伝来すると、当時天草を治めていた五人衆をはじめ、ほとん

          鶴・ism つる・いずむ 第19号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴・ism つる・いずむ 第18号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          第2回おねんぼ大会 開催!  1月8日、快晴の青空の下で第2回おねんぼ大会を開催しました。  昨年末に鶴自治公民館の裏山を伐採して出た竹は大量で、適度に乾燥していたので、鶴中に響くほどの破裂音をたてておねんぼの火は勢い良く燃え上がりました。🔥  普段は鶴地区で見かけることの少ない子供たちも、泥んこになって田代公園を駆け回り、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんに怒られながらも、とても楽しそうでした(#^.^#)  その場で書いた書初めの作品を、竹にさして炎の上にかざすと、天高く舞い

          鶴・ism つる・いずむ 第18号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴・ism つる・いずむ 第16号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          「あまくさ暮らし体験ツアー2022」開催!  去る11月11日から13日、2泊3日の日程で「あまくさ暮らし体験ツアー2022」が開催されました。一般社団法人天草地域総合研究所が天草市から委託を受け、本町鶴まちづくりの会が実行しました。  11日は市役所での歓迎セレモニーの後、鶴自治公民館で歓迎晩餐会を行いました。12日は田代公園の上の瀧の家(旧瀧平家)でリフォーム体験をして、夕方からバーベキューで更に交流を深めました。そして13日は空家バンク登録物件である鶴地区と佐伊津地区

          鶴・ism つる・いずむ 第16号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴・ism つる・いずむ 第15号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          【鶴の風景】 ~上鶴の稲荷様と本町一の大樹~  ここは上鶴、倉田Sさんの家の向かい側の道路下に、稲荷様が祀られているのを皆さんはご存じでしょうか?  私は倉田Kさんに教えられて初めて知りました。以前ここはKさんのお父さんである、Tさんの生家があった敷地内だそうです。  現在は空き地で鬱蒼とした木々に囲まれていますが、倉田Tさんと倉田Kさんのお宅二軒で、毎年2月にお祀りをされているそうです。  お社を令和元年に、鳥居を令和2年に建替え、大切に守られています。  社の傍らにはび

          鶴・ism つる・いずむ 第15号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴・ism つる・いずむ 第14号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          【鶴の風景】 ~麦藁屋根の家~  鶴地区を見渡すと、トタンを被った急勾配の屋根の家が数軒残っています。いわゆる「茅葺屋根」にトタンが被せてある家です。  茅葺と言っても、天草ではほとんどが麦藁を使っていました。  私の家も、小学校の頃までは麦藁屋根でした。  内部には土間とその先に「かまや」があり、畳には囲炉裏が切られ、床下には「からいもがま」がありました。  「かまや」と囲炉裏の煙は、柱や梁を真黒く燻しながら中2階を通り、藁の裏側まで届いて虫を寄せ付けませんでした。  

          鶴・ism つる・いずむ 第14号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴・ism つる・いずむ 第13号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          【鶴の風景】 ~おしょぶち~  夏休みの思い出は水泳です。(泳げなかったけど・・・💦)  本町小学校にはまだプールはなく、ここが水泳場でした。  毎日保護者が交代で監視に来て、私たちは手作りの名札を首にぶら下げ、海パンと浮き輪を持ってここに集まりました。  もちろん着替えは草むらで、タオルを巻いての早着替え。  準備運動もそこそこに、冷たい水に飛び込んでいました。  「おしょぶち」とか「おせぶち」とか言っていましたが、当時は何の違和感もなくそう呼んでいました。改めてなぜこ

          鶴・ism つる・いずむ 第13号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴・ism つる・いずむ 第12号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          【鶴の風景】 ~かさんこうち~  本町小学校にプールができたのは、私達が小学校を卒業した年でした。  なので、小学生の頃の水泳の授業はもっぱらここ「かさんこうち」(笠河内)でした。  川底の砂利は平坦でそこそこ広さもあり、何より水田用の堰があるので適量の水を貯えることができます。  水泳の授業には申し分のない天然プールでした。  半世紀以上も前のことなので記憶が定かではないのですが、約1.8kmの道のりを往復しなければならないのですから、1時間の授業の中で水泳できるのは30

          鶴・ism つる・いずむ 第12号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴・ism つる・いずむ 第11号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴の風景 ~有明海の眺望~  梅雨の晴れ間、眼前に広がる新緑の先に有明海を望むことができました。  ここは中鶴、徳永さんの家の入口です。  雲が晴れると遠く三角岳や金峰山まで見渡すことができます。  新緑の緑と空の青のコントラストがなんと美しいことでしょう。  梅雨の真っただ中にあるので雲の動きが早く、陽に照らされた森林の濃淡が目まぐるしく変化して、まるで幻燈でも見ているかのようです。  昔は農業や林業が盛んで、山がきちんと管理されていたことを思うと、もっと素晴らしい景色

          鶴・ism つる・いずむ 第11号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴・ism つる・いずむ 第10号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

          鶴の風景 ~『準提尊(じゅんていそん)』~ 中鶴  改めて拝顔すると、なんとも美しいお顔立ちです。  中鶴・久保利の準提尊(准胝観音・じゅんていかんのん)は文政2年(1819年)に建立されています。  六観音の一つである准胝観音は真言密教の女性尊で准胝仏母ともいい、子授けや安産にご利益があるとされています。  東向寺14世:漢山道一禅師・15世:上藍天中和尚は熱心な准胝観音の崇拝者であり、現本町に9か所建立されたそうです。  折しも禁教下、1777年に枦の原で、1778年に

          鶴・ism つる・いずむ 第10号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~