日本人らしさ

このnoteはまとまっていて良いと思いました。事実を知る必要がありますが、TVではそれは伝えられません。おそらく、伝わったらパニックになる人がいるでしょうし、高齢者を中心とした備蓄購買が加速してしまうのでむしろ状況を悪化させる可能性もあるわけで、しょーもない番組ばかりだとは思いますが、結果的にメリットもあるとは思っています。まあ、見なければ良いのです。

日本人は自粛がとにかく好きだし、自粛という割には自分と同じくらい我慢していない人に対しての攻撃性が極めて高いので、第2時大戦中にも非国民だと蔑みがおきました。震災のときも、今も、同じですね。これは日本人らしさの一部なのでしょう。論理的に考えた結果として止めるべき行動と、その中で出来ることを分けられず、また状況を”ざっくりと”しか伝えないことで忖度させる癖が両者にあるので、すべてを止めることになります。公園に”危険な球技禁止”と書くのも、忖度社会の賜物ですよ。”カンタンに伝える”ことは事実を捻じ曲げます。真実を伝えないことこそ、カンタンにすることですからね。「教えて下さい」という一方で、”カンタンに”を望みます。それを言われると、私は「それは本当に知りたいという望みなのだろうか？」と疑問を覚えます。そして、伝えるのを止めます。それに慣れているような平日の日中にTVを観ている層は、そのカンタンに慣れすぎてます。「TVで言ってた」が口癖。

人と同じことをしたいし、人と同じじゃないと不安だし、人と違うことをしていると攻撃して良いとするし、誰かが攻撃するとそれを止めもせずむしろ叩きまくる。あなたにも自由はあるけど、相手にも自由はあるのですよ。生きるも死ぬも自由、それが社会です。自分が生きるために他人を使うことを良しとしている人は多いと思います。

行動規範を他人の尺度で求めるから、YESと言いがちになりますし、それが評価され、集団合意形成しやすい状態を醸成します。それを阻む個に対しては、邪魔な存在だと思われます。物事がうまく進んでいるように勘違いし、またそうさせます。しかし、実際には建設的な積み上げが少ないのでそのコミュニケーションが崩壊すると業務も崩壊し、継承ができない。

さて、どうしましょうかね。

私は自分とその家族を守りつつ、できるだけ通常通り行動する予定です。

病は気からとも言います。ストレスを解消することも必要です。一方で、罹患した場合に致死率が高くなる65才以上の高齢者の方々に関しては、他人に守られるのを主にするのではなく、自分と社会との接点を今一度実感して頂き、自らの行動にる社会への影響をも考慮した上でそれついて問いただしていただきたいと思います。