漫画ワンピース『ある巨大な王国』のモデルは『出雲王国』?
かなり長文となり、考えがまとまっておりませんが、どうしても自分で考えた妄察を共有したく投稿させて頂きます。
以下本文
ワンピースに関して様々な方の考察動画を見ていますが、ワンピースと日本の歴史や神話と繋げて考察されている方が少ない気がしますが、皆さんは日本神話とワンピースのオマージュはあると思いますか?
僕は、クローバー博士の言う『ある巨大な王国』とは、かつて日本に存在したと言われる『出雲王国』がモデルではないかと考えており、そこに住んでいた出雲の人々が、ワンピースにおける『月の人』のモデルになっていると考えています。
順を追って説明する為に、はじめに古代の日本の歴史と神話に隠された『様々な説』をお話します。
まず、『出雲王国』は弥生時代にあったとされる巨大な王国です。
中学校くらいで学ぶ、大まかな日本史の流れでは邪馬台国→大和政権→天皇中心政治と移り変わりますが、学校で出雲王国の学習をする事はほとんどありません。
邪馬台国は30の小国を従えており、その後、大和政権となり連合政権を成立させました。そしてその頂点にいた大王(おおきみ)達を天皇と呼ぶようになったそうです。
一方、ワンピースでは、20の国が連合国を作り、その20の王達が作ったのが世界政府で、頂点にいた19人の王を後に天竜人と呼ぶようになった。
「天皇=天竜人」説は擦られまくってるかも知れませんが、やはりこの歴史の流れは、ワンピースにも採用されていると思うのです。
次に、『出雲王国』ですが、大和政権設立以前に存在したと言われています。
ワンピースで言うと、世界政府の前に存在していたあろう『巨大な王国』と重なります。
1984年、出雲に関係する地域にて発掘調査が行われ、358本の銅剣等が出土しました。
それまで『出雲王国』は実際には存在しておらず、神話の中の話とされて来ました。
しかし、その発掘調査以前まで、日本全国で出土していた銅剣の数は300本程なのに、出雲近辺において、それよりも多い数が見つかった事と、変わった形の古墳が発掘された事により、出雲には大きな勢力があった事の裏付けとなりました。
今まで神話(フィクション)だと思われていた王国の姿が事実として浮かび上がる事になったのです。
しかし弥生時代のとある時期に突然、出雲王国は姿を消して、大和政権が日本を治める事になります。
大和政権設立時の記録は書物、文献では残っておらず『空白の4世紀』と言われています。
ワンピースにおける『空白の100年』に似ています。
日本最古の歴史書とされる古事記や日本書紀には出雲に国があった事が示唆されていますが、現代の日本教育において出雲の歴史を学ぶ事はほとんどありません。
というのも、出雲にあった巨大な王国は、大和政権によって滅ぼされたという説があるのですが、それは日本国民の思想にとって都合が良くないからとの見方もあるようです。
大和政権の頂点にいた大王達は後の天皇家ですから、争いで日本の権力を奪いとったとなると暴力的なので天皇家のイメージが悪くなってしまいます。
国民を従わせるなら、古事記の『国譲り』の話のように、天皇家は古来より「天界に住む神々から続く一族」で「神々から日本の支配を請け負った」という思想を国民に植え付ける方が統治し易かったのではないかと言われています。
その為に出雲王国が存在した事実を歴史ごと消して、その存在を神話(噂話)にしたとも言われています。
しかし、1984年に発掘調査が行われた事により、その存在の信憑性が高まる結果となりました。
書物や文献から日本の成立ちを調べるにも限界があり、真の歴史を探究したい時は発掘調査などで得られる物的証拠から歴史を探る『考古学』の立場からの研究が必要になるそうです。
ただ、第二次世界大戦後、考古学者が出雲の研究をしようとすると批判されたそうです。
考古学の知見から実際に出雲の国が過去に存在していた事が明らかとなり、大和政権が武力で滅ぼしたとなれば、「神々から、譲り受けたんじゃないじゃん!」と天皇の立ち位置が危ぶまれてしまいます。
ワンピースにおける、オハラのようですね。
ただ、戦後の考古学者が批判された理由はもうひとつあると考えています。
それは、実は出雲王国の成立には、古代イスラエル王国が関わっており、日本人とユダヤ人が実は同じ種族ではないかという事が明らかになる、という説があるからです。
大和政権の前身である邪馬台国は、尾田先生の出身地である熊本にあった説もあるらしく、一方の出雲王国は、古代イスラエル王国が滅亡してその一氏族が日本に辿り着き、出雲まで来て国を作ったという説があります。
天皇家に伝わる「三種の神器」ですが、どれも出雲と関係が深く、その中の一つである「八咫鏡(やたのかがみ)」の裏には、ヘブライ語で「我は在りて有る者」と書かれているという噂があります。
さらにヘブライ語でイズモイツモは「最果て」を意味します。
ロジャーが空島に古代文字で遺した『我ここに至り、この文を最果てへと導く』のようですね。
もしも日本の天皇家と古代イスラエルにつながりがあるとすれば、「日本は日本固有の神様から譲り受けた国ではないの?」「日本人って元々は古代イスラエル人(ユダヤ人)なの?」という風に、日本の歴史がひっくり返る事態となるらしいです。
ワンピースの世界でも同じ事が起きるのではないでしょうか?
例えば、「大和政権(日本)の成立ち」=「ワンピースにおける世界政府(青色の星)の成立ち」とするならば、「日本の外から来た古代イスラエル人が作った巨大王国(出雲王国)」=「ワンピースにおいては、青色の星の外から来た『月の人』が作った巨大王国(名前不明)」となります。
かつての20の国の連合国は、『月の人』を滅ぼし、世界政府が都合良く人々を支配する為に歴史ごと消し去ったが、過去に世界政府以上の勢力があった『国』と『種族』が存在したと人々に知られると、天竜人=神=尊い存在(ゴア王国の国民のセリフを参照)という思い込みが崩れてしまい、「世界政府って昔は一番じゃなかったの?」「天竜人って昔っから神じゃなかったの?」となり、支配力が弱まり世界はひっくり返るのではないでしょうか?
最後に、ワンピースにおける巨大な王国が滅んだ経緯も出雲王国の歴史を採用するのではないかと考えています。
巨大な勢力を誇っていた出雲王国が大和政権に滅ぼされた理由として、出雲王国では、国が大きかった為、2つの勢力によって治められていたが、一方が大和政権に寝返り、結果として出雲王国が滅んだという説があるそうです。
かつてのワンピースにおける巨大な王国も勢力が2つあり、一方が裏切り、そして滅んだのではないかと妄想しております。
上記の内容を踏まえた、長文のストーリーも「妄想」しておりますので、もしご興味ございましたら、別の投稿を読んで頂ければと思います。
その「妄想」の中で、ルナーリア族は『月の人』であり、ジョイボーイとイム様は双子のルナーリア族であり、ルナーリア族の王家の兄妹であったと妄想しております。そして、2人が産まれた場所が『双子岬』だと妄想しております。
ちなみに余談ですが、日本では、アマテラスという太陽神が信じられていますが、ヘブライ語で、『天』のことをシャアマイムと言い、最後の「イム」は弱くしか発音されず、シャアマ。ヘブライ語で、テラトゥは『明かり』の意味で、アマテラス(太陽神)は、ヘブライ語のシャアマ・テラトゥ(天の照明)からきた説があるそうです。
さらにヘブライ語で「神の贈物」という意味でジャニカ(ジェニカ)と子どもに名付ける事もあるそうです。
神からの贈り物 ニカ と 太陽神ではなくなった イム のストーリー。
皆さんは、日本の歴史、出雲王国、古代イスラエルと日本の関係をワンピースの世界に採用してる説どう思いますか?
出雲王国を調べれば、ワンピースの巨大な王国の謎が紐解ける気がしています。
天竜人=天皇だから天皇が嫌な人という話がしたいわけではありません。
ワンピースの謎は、日本の歴史の謎と重なる部分が多く、長年謎であった日本の歴史と神話の真実を尾田先生が中学生の時から考察して漫画にしているのがワンピースだと「妄想」するとワクワクします。
また、1989年にNHKのドキュメンタリー番組で邪馬台国特集が3日間あったようです。尾田先生14歳頃?
僕はまだ映像は見れていませんが、ワンピース考察好きの方の手がかりになればと思い、投稿してしまいました。
ご拝読ありがとうございました。
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