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行ってよかった宿 2022/2

こんにちは紅油(ホンヨウ)です。ここでは2022/2に行ってよかった宿についてまとめています。


花仙庵 仙仁温泉岩の湯

#長野県 #仙仁温泉

サービス:

日本でもトップクラスに予約の取りにくい宿、花仙庵さん。

サービスは言わずもがな素晴らしいです。聞いたところによると、他の旅館の方々が勉強しにこっそり泊まりにくるとか。それくらい花仙庵さんの接客・おもてなしは文句のないものでした。

宿泊客よりも多いのではないかというくらいスタッフさんの数も多く、少しでも困っているそぶりを見かけるとすぐに声をかけてくれます。

例えば、滞在中や食事中に質問したことなどは覚えていてくれ、次の日に「そういえば昨日ご質問されたxxはoooでしたよ」と親切に教えてくれました。

食事:

地元の食材、特に川魚を中心としたコース料理でした。普段食べない鯉のような魚も美味しく食べれたので感動も大きかったです。さらにただ料理を出すだけでなく、盛り付け方ひとつとっても要所要所にこだわりを感じました。

温泉:

なんといってもここのメインは洞窟風呂でしょう。奥行き30mくらい?の洞窟の中に温泉がどばどば湧いており35℃くらいの温湯の中湯浴みができます。

混浴のため、湯浴み着で下半身まで温泉に浸かりながら洞窟を進むので、インディージョーンズになった気分です。

洞窟の中は非常に細かな砂利のようなものが敷かれているので裸足ですが痛くはありません。

さらに洞窟風呂とは別に大浴場や、貸切風呂などがあり、貸切風呂は空いていればいつでも入ることができます。
雪を見ながらのんびり邪魔されずに入る貸切風呂は本当によかったです。

洞窟風呂(一休サイトから)

外観、建物:

まず入り口を入ると庭園があり宿の建物まで50mくらい歩いて行きます。

庭園は木々が整備されており、夜はライトアップされて非常に神秘的です。

ライトアップされた庭園

地熱なのか歩道は融雪されているため転ぶ心配もありません。

建物でまず驚いたのはその機密性。木造なのですが温泉による暖房が館内に設置してあり、建物の中は半袖でも十分過ごすことができます。

さらに館内所々に休憩スペースがあり飲み物やみかん、そしてたくさんの本が置いてありました。風呂上がりにちょっと休憩するのにちょうどいい感じです。

談話室?

アクセス:

須坂駅からバスで40分くらい。大体2時間に1本くらいだと思います。電車の最寄駅から公共交通機関だけで行けるので、アクセスはかなり◎です。


*公式サイトはなく、電話予約がメインの手段になります。



古勢起屋別館

#銀山温泉 #山形県

サービス:

チェックイン時から男性スタッフの方が親切に案内してくださり、銀山の街の案内もいただけて散策の際の参考になりました。

食事:

コロナ禍ということで、ソフトドリンク・アルコール類が滞在中なんと飲み放題でした。

銀山温泉街にはコンビニや自販機があるわけではなく、風呂上がりの水分補給に非常に助かりました。

料理はその土地のものを中心に野菜・魚・肉・主食がバランスよく出されました。

全て美味しかったのですが中でもローストビーフに付けるように出された”ハイカラソース”というものがあり、これが絶品でした。

玉ねぎ・ニンニクを揚げ、醤油などで味付けした食べるラー油のようなものなのですが、ご飯との相性も抜群で美味しかったです。

販売はしていないようなので是非泊まってみて食べてみることをおすすめします。

左端にあるのがハイカラソース 超おいしい

温泉:

含硫黄 塩化物ー硫酸塩泉でした。源泉かけ流し。硫黄の香りがしますが体につくほどではなかったです。かなり湯温が高かったのですが、真冬だったこともあり中から温まる温泉で非常に満足でした。お風呂は2種類男女入替制です。

なお銀山荘と提携しており無料で銀山荘の温泉にも入れます。タオルは持っていかなければいけないです。

外観、建物:

外観は他の旅館街さんと同様銀山温泉のイメージ通り木造りの荘厳なもので、雪景色と相まって非常に神秘的でした。

夜の銀山温泉 左が古勢起屋別館

やはり銀山温泉街の旅館に泊まり、夜のガス灯の灯る中にいるとタイムスリップしたようでワクワクします。

一方館内は5階建ながらエレベーターがついており移動に難儀することはないと思います。トイレは5階の部屋を除き共用のようです。

アクセス:

新幹線つばさの止まる大石田駅から送迎があるため、アクセスは非常にいいと思います。



温泉民宿 山形屋

#福島県 #会津湯野上温泉 

外観

サービス:

民宿らしく最低限の説明を受けすぐに部屋に入ることができました。

廊下ですれ違うと宿の方も気さくに声をかけてくださり非常にフレンドリーな旅館さんでした。

食事:

シンプルな鍋物、揚げ物に加え会津名物の「こづゆ」や「しんごろう」なども出されて非常に満足な夕食でした。

郷土料理のこづゆ(アップ)

米は会津産のコシヒカリが炊飯器に入れて部屋の真ん中に置かれており、セルフでとるスタイルなのですが、これが本当においしかったです。モチモチ度や固さが抜群でした。

お米は秋田や新潟が美味しいとばっかり思っていたのですが、侮るなかれです。

温泉:

小さな内湯が男湯と女湯に一つずつでした夏季は露天風呂もあるようです。

泉質はアルカリ性のナトリウム-塩化物泉で湯温はかなり高め。風呂に5分も入ると体が赤くなり10分くらいで汗がびしょびしょになりました。

温泉の入り口に小さなホワイトボードがあり、ここに部屋名と時間を自分で書いておくとその時間に貸切風呂にして入れるという面白いシステムもありました。

部屋数も多くないため混み合うこともなく、滞在中に温泉に何度も入れて良かったです。やはり一回の滞在中に何度も温泉に入る、湯治のような目的であればこじんまりとした温泉民宿に、軍配があがります。

外観、建物:

温泉民宿なので設備は最低限。トイレや洗面所も共用です。ただ、共用部分は非常に清潔に保たれており、滞在中全くストレスを感じなかったです。

アクセス:

会津鉄道湯野上温泉駅から徒歩15分位。有名な大内宿まで車で15分くらいなので観光目的で泊まる方も多く見受けられました。


草屋根の宿 龍のひげ / 別邸 ゆむた

#大分県 #湯布院温泉

一休サイトにおいて口コミ九州5位と非常に評価の高いお宿さん。昨年に続き2度目の訪問となりました。

サービス:

駐車場にスタッフの方が常駐されており(おそらくチェックイン時間帯のみ?)、到着するとすぐに荷物をフロントまで持っていっていただけます。荷物はそのままチェックイン後に部屋まで持って行ってくれました。

食事:

豊後牛と豊後鶏を中心に、刺身・焼き物・揚げ物・温物...と沢山の料理が出されました。豊後牛と豊後鶏の焼肉が序盤に出たため(ご飯もその時に頼んでしまった)、その後の料理を食べ切るのが本当に大変でした。。

豊後牛

一部食べ切るのが難しかった豊後牛は保存してもらい、次の日の朝食で調理して出していただけたため、残さず食べることができました。

なお、夕食・朝食共に個室食のため、他の宿泊客の方と会うこともありませんでした。コロナ対策にもなっていて全くストレスがなかったです。

なお食事時間はきまっており、夜は18時半、朝は8時半となります。

温泉:

鉄の匂いが微かにする無色の温泉。大浴場はなく全てのお部屋にかけ流しの浴槽がついているようです。

部屋備え付けのお風呂

湯温が低め(多分40℃前後)だったので、一回の入浴で30-60分過ごすことができ、非常にリラックスできました。

立地的に湯布院中心からは離れているため、泉質も少し異なるのでしょうか?

外観、建物:

私が泊まった“別邸ゆむた”の宿泊部屋は平家になっており、隣の部屋の音は全く聞こえません。窓を開けるとベランダがあり目の前に由布岳を拝むことができます。

ベランダからの景色

なお、“離れ龍のひげ”は全室が離れの作りになっているようです。

レストラン(母屋)と宿泊棟は別になっており、”別邸ゆむた”の宿泊棟へ向かうには階段があります(46段)。普段運動不足の私にはいい刺激になりました。

レストランと宿泊棟は屋内でつながっていないため、暖かい格好で食事へは向かわれることをおすすめします。

アクセス:

湯布院ICから車で湯布院中心とは逆方向に10分ほど。電車でお越しの場合には湯布院駅から送迎を頼むことができます。


以上ありがとうございました。


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