京都　一品料理　高倉で舌鼓

2020年9月3日 16:53

自分にとって、一番心に残る食事、とはどういうものか考えた時に、「こういうお店で食事できることはとても素敵な時間だなぁ」と思うようなお店を訪れました。

京都市役所から、ほど近いところにある一品料理　高倉さん。

ご家族で営業されている小料理屋さんです。

季節の素材を使った、職人の手仕事が味わえるうえ、良心的な価格で（2人で食事し１万円でした）、お腹いっぱいで胸いっぱいになりました。

画像で紹介を。

植物でそっと隠されたようなのれんに、高倉という提灯が灯ります。のれんをくぐると、カウンターと、座敷（椅子席）が。

カウンターに座ると、目の前に手書きのお品書きの短冊がさがっており、なんでも品切れになったものから、外されてゆくとか。季節の素材を使った一品ばかりで、どれを選び、どのように食事を進めていくか胸が高鳴ります。（写真の倍以上は短冊がありました）

お通しは、やさしい味のマカロニサラダでした。味がつんつんしてなくて、なんだかとても美味しい。手仕事の味です。

夏の京都ですので、はもをいただきました。すごく良心的な価格で、口に入れると旨みが感じられるおいしいはもでした。

京茄子の田楽。とろとろでとてもおいしい。

とうもろこしのかき揚げ。甘くてさくさく。

高倉の胡麻豆腐。濃厚です。

万願寺とうがらし。苦味がおいしいですね。

京赤地鶏のむし鳥。お肉も何種類かあってどれを食べるか迷いました。

湯葉に出汁がかかったもの。もちもちじゅわり。

とんかつ（大）。最後に飛ばしすぎました。

こちらに、お酒を少しいただいて、大満足でお店を後にしました。

他のお客さんを見るに、年配の方や地元の方に愛されるお店でした。観光客で賑うあたりからは外れているので、知ってる方が通ってゆっくり食事をするお店だと思います。予約をおすすめします。

京都を訪れる際は、再訪したい心に残るお店です。

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