福井体制の解除は「時期尚早」!?=「私の履歴書」の正しい読み方
黒田東彦前総裁の日経「私の履歴書」(19回)で、福井体制の量的緩和解除が「時期尚早だった」との認識が示されていました。当初、履歴書の終了を待って論評する予定でしたが、当時の政策運営状況を正しく伝えるために随時取り上げることにしました。結論から言えば、この解除は「まさにそこしかない正しいタイミングで解除した」と評価されます。
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