休日の朝、みんな何を着ているんだろう

引っ越してから1カ月以上経ったが、いまだにリビングの窓にカーテンをつけていない。
リビングの窓は腰高窓で、窓からは川とマンション、ホテルなどが見える。
なので、夜景も楽しめるし、朝になればキラキラと光る川面が見える。

たぶんカーテンは付けるべきなんだろうけど、あまりにも景色がよいのでそのままにしている。

結婚する前に住んでいたマンションはパークサイドで、とても気に行っていたが、窓から川を見下ろすマンションは初めて住むことになる。

ホーテルはリバーサイッ♪という歌がよぎる。かなり気にいっている。

私が小学生だったころ、旅館を営んでいた自宅は建坪は大きいが、家族のプライベートの部屋はとても狭かった。私はいつか広くて素敵な家に住みたいという願いが強すぎて、自分で間取り図を書いては想像を膨らませていた。

私のお気に入りの間取りは、中庭のある家だった。中庭をぐるりと囲んで一階にはリビングやキッチン、お風呂があって、二階には個室がある。プライベートな空間を確保した明るい家を想像しては楽しんでいた。

今にして思うと、プライベート空間が狭く、いつも人目を気にするのが負担だったのだと思う。休みの日でも母はきちんとした服を私に用意していた。

さて、現在。私の子供は完全なプライベートな空間を手に入れている。休日には出かけないなら朝から晩までパジャマだし、リモート授業があってもやはり一日中パジャマを着ている。唯一許せるのは、私が選んで買ったパジャマは比較的目に優しいということだけだ。

だらしないな……と思うけど、休日には私もこのままでは外に出られない状態で朝からnoteを書いている。

幸せな朝だ。