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「漫画 違国日記」は私の安全基地。

 こんばんは。

 これを書いているのは23時30分です。もう眠剤を飲んでとても眠いです。

 私は、漫画というものにしっかりのめり込んだ経験がありません。小学校から中学生の時に集めていた記憶がありますが、漫画を読むという体験を自分の中でしっかり認識できていたのかはわかりません。ただお話が面白くて、主人公が可愛くて(かっこよくて)集めていたと思います。

 「違国日記」との出会いは突然で、今年の5月、私が本屋さんで高校の数学の参考書を探していた時でした。漫画と学習参考書が同じ階にある本屋さんでした。平積みされている「違国日記」を見て映画化を知らせるPOPと綺麗な表紙が目に入りました。映画化されるほど人気なら、読んでみたいかもと思いました。お目当ての参考書を買った後、クレカの新規入会特典のポイントで試しに1巻買ってみました(VポイントLOVE)。読んでみて、翌日に2巻と3巻を買いに行きました。結果1か月くらいで、全巻を揃えました(VポイントBIGLOVE)。

 今思えば何でだろうと思うけど、私も空虚さを中学から高校の時に感じていて、朝ちゃんが砂漠にいるシーンに既視感がありました。学校の窓から見えた景色は朝ちゃんが見ていたのと同じ砂漠だったのではないかと今になって思うんです。この漫画に出会えたようにたくさんのことに出会って、その頃の空虚感や生きづらさはだいぶマシになってきています。

 キャラクターの描かれ方が素晴らしいのは、読んでいる人はわかることだと思うんですけど、私が嬉しかったのはこの漫画に出てくる全てのキャラクターが私の中で生きてくれたことです。実際に喋っているんです、槙生さんが(変な風にとらないでね)。アニメを見ているわけでもないのに、白黒で音のない本の中で、キャラクターに色があって音が聞こえてくることが私にとってとても不思議でした。

 これからも漫画を読んでいきたいと思いました。久しぶりに読んだ漫画が「違国日記」で私は幸せ者です。心から大好きになったコンテンツはいつもそこにあって私の安全基地になってくれます。いつでもここに帰ってこられるという安全が私を支えてくれるのです。

 明日(もう今日か)は、この「違国日記」全11巻に居場所を与えてあげる為に部屋のお掃除を頑張ります。映画を観に行くかはめっちゃ迷っています。

 ね、ねむい。それではまた。


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