とんねるずと風船のいたずら #はじめて買ったCD
こんにちは。
『#はじめて買ったCD』というお題企画。
私の初CDは、とんねるずのアルバム『みのもんたの逆襲』です。
記憶に残る、子ども時代の面白かった「いたずら」と合わせて、
よろしければ読んでみてください。
とんねるずのアルバム『みのもんたの逆襲』
1991年。私はその頃、小学生。
当時、TV『とんねるずのみなさんのおかげです』を弟と毎週楽しみにしていました。
エンディングに大ヒット曲『情けねぇ』を歌うとんねるずの2人は、キラキラ輝いていて、かっこよかった。
『情けねぇ』が聴きたい。
そう思って、この曲の収録アルバムを買いました。
それが、私が初めて買ったCD『みのもんたの逆襲』です。
どんなCDか、というと。
ジャケットの表紙には、みのもんた。
裏表紙には、後ろ姿のみのもんた。
曲の中身は、当時の人気アーティストのパロディ曲が主でした。
小学生だった当時の私は、『みのもんた』をよく知らなかったのです。
正確に言えば、TVコントでノリさん扮する
『みのりかわノリ男』
だけを存じ上げていました。
いわゆる「普通のCD」がどんなものかも知らないので、
「何やらよくわからん曲だな」
と思いながらも、当時よく歌っていました。
「みのもんたーの逆襲ー♪ いま立ち上ーがるときー♪」
ウィキペディア様に伺ってみると、
表題の曲は当時不倫疑惑を報じられていたみのもんたが、そのイメージダウンから挽回を期すという意味合いの内容でした。。
とんねるずの全力パロディ、小学生が理解するには難解すぎました。。
とんねるずと風船の思い出
さて、CDはさておき、
「とんねるず」というと必ず思い出してしまう、やんちゃな子供時代の思い出があります。
当時、東北在住の小学生の私たち(従兄、私、弟)は、風船に手紙をつけて飛ばすことを思いつきました。
手紙にはこう書きました。
おれたちは、とんねるずの石橋と木梨だ。
この風船をひろった人は、ここに電話するように。
〇〇〇ー〇〇〇ー〇〇〇〇(自宅の電話番号)
当時の小学生にとって、とんねるずは神。
この手紙を拾ったら、電話がかかってくるに違いない。
私たちはドキドキしながら、手紙をつけた風船を空高く飛ばしました。
風船、今どこかな。
どうなるかな。
電話かかってくるかな。
小学生の私は、
この風船が本当に貴さんと憲さんに届いて、拾った本人から怒られるのではないか、と本気で心配していました。
東京まで届いてほしいな。
帰宅して、この事を母に話すと、「すごい事したね」と言ってあきれ顔。
そして、その夜。
自宅の電話が鳴りました。
母が電話に出て、「あっ」。
「風船の」と小さく言って、私たちに受話器を渡しました。
すると受話器の向こうから、たどたどしい少年の声が。
「あっ、あの。そ、そちらは東京ですか。
ふ、風船をひろいました!」
「と、とんねるずですか!?」
私たちは受話器の向こうで大爆笑。
もうみんな腹を抱えて、涙が出るほど、げらげら笑いました。
笑いが止まらないまま、なんとか声を絞り出し、
「ごめんなさい、、風船は、いたずらです。」
「ごめんなさい、とんねるずじゃないです。子どもです。」
すると少年は、声が大きくなって、
「風船拾ったら、手紙があって。
とんねるずからだったから、すごいびっくりした。
俺、テレビに出るのかと思って」
彼は彼で、私たちと同じように興奮し、実際電話をかけるまでは相当な緊張があったようです。
だましてすまなかった、少年よ。
その後、お互い自己紹介したところ、少年は隣町の小学校の同学年だということが判明。
「とんねるずのアレ面白いよね」など、少しお互いのとんねるず情報を交換しました。
その後、お互いの親が電話に出て、和やかに談笑し、風船の電話は終了となりました。
隣町か、風船はあまり飛ばないんだな。
東京まで届いてほしかったな。
今思えば、手紙は明らかに子どもの字。
子どものいたずらだと理解しながら、電話をつないでくれた先方のお母さんに感謝です。
あの時は笑ったなぁ!
今でも思い出すとにやけてしまう、子ども時代のいたずらでした。
子ども時代のすごく笑ったエピソードって、大人になってからも幸せをくれますよね。
それにしても、当時のとんねるず、子どもに影響力絶大!
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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