りばいばる#063 雨のディズニーランド・パリ
これは2017年3月15日にAmebloに投稿した記事の"りばいばる"です。
2017年3月1日。
パリの大渋滞を抜けてAM11:00頃ようやくディズニーランド・パリに辿り着きました。
ディズニーランド・パリはディズニーランド・パークとウォルトディズニー・スタジオパークという二つの大きなパークで構成されており、スタジオの方がパークの方に比べると少しこじんまりしている代わりに少し激しめのアトラクションが多い印象です。
事前に苦手な英語表記に苦戦しながらオンラインチケットを購入したのですが、時期によって色んな種類のチケットが存在しているようで、3月1日に両パークを行き来出来る1DAYパスが大人45ユーロ(約5,400円 ※1ユーロ = 120円レートの場合)、子供39ユーロ(約4,680円)で大人の値段がかなり安かったのでありがたかったです。
オランダの銀行カードでは精算できなかったのでクレジットカードで決済しました。
ガラガラの駐車場は警備員さんなど誰もおらず、枠内の好きな所に車を駐車し、動く歩道を歩き、飛行機の金属検査の様なゲートでチェックを受け、いざパークへと入場しましたが、この週はヨーロッパ中ほとんど雨の週で、あいにくその日も朝から降ったり止んだりで子供達は持参したカッパを着用し、大人は園内で売っている1枚10ユーロもする簡易レインコートに身を包んで臨みました。
スタジオの入場口の男性スタッフにプリントアウトしたオンラインチケットのバーコードを入場ゲートにかざしてもらっていると何故か我々が日本人とすぐ分かった様で「ジャパン!コンニチワ!」と日本語を繰り出してくれました。
スタジオに入ってすぐ目の前にある屋内のレストランでハンバーガー等で昼食を取りましたが、雨は次第に強くなり全身ビシャビシャになりながらも雨でも運転継続中の「カーズ」のアトラクションや「トイストーリー」のスリンキー・ジグザグスピンなどに全員で乗り込みましたが、カッパをお尻の下に敷かないと大変なことになるぐらい座席が水浸しで、ズボンとオムツがびしょ濡れになってしまった四女はバンビのつなぎを途中で購入し着替えさせ、長女は布のブーツとタイツが序盤でグショグショになり、テンション低めでした。
次女はいくつか乗った辺りでもうお土産を買って帰ろうと言い出し、せっかくフランスまで来たんだからと大人達が子供達を促しながら園内を回りましたw
2パーク併せて7~8つほどアトラクションが運行を休止していましたが、元々4姉妹は激しめの乗り物は苦手なので気にはなりませんでした。
平日と雨の為ほとんどの乗り物は待ち時間なしか、待っても10分程度で乗れたのですが、事前の調べで楽しみにしていた「レミーのおいしいレストラン」の3Dメガネをかけてネズミに乗って進むアトラクションはさすがに人気で90分待ちだったので断念しました。
他にスタジオでは映画「アルマゲドン」の宇宙ステーション内で火災が起きるアトラクションで少しでも濡れた体が乾かせないか試みたりしながら次はパークの方へ移動しました。
パークの中央にそびえるのはシンデレラ城ではなく「眠りの森の美女」のピンクのお城です。
パークの方は日本のディズニーランドとディズニシーを合体させた様な造りでしたが、もうあまり動かず他のエリアへの移動は避けてお城の裏側のエリアに居続け、4姉妹は「イッツア・スモールワールド」が相当気に入って3回も連続で乗りました。
日本にはないプリンセスパビリオンというアトラクションはディズニーに登場する数々のお姫様達と逢える人気のアトラクションで、パリではミッキーやミニーなどのマスコットキャラクターより人気が高いと噂だったので60分待ちでしたが4姉妹を引き連れここは並びました。
この時間のプリンセスは「リトル・マーメイド」のアリエル。
実物!?のアリエルに4姉妹は緊張しまくりで全員固まってしまいましたが、当然の様に記念写真を2セット約25ユーロも出して購入してしまいました。
そうそう、ディズニーランド内でもオランダの銀行カードが使用出来たのと現金で支払った際のお釣りで初めて1セントコインを見ることが出来ました。
夕方になり雨も上がって何やら後10分程でパレードが始まるということで、ガラガラの観客の中、最前列のかぶりつきを確保することが出来ました。パレードが始まるといきなりシンデレラとオーロラ姫のタッグから始まり、前半はプリンセス中心の構成でした。
当然ながら?キャストが西洋人なので全く違和感なくプリンセス達や王子がアニメから飛び出したかの様で4姉妹もかなり見入っていました。
最後尾の締めはやっぱりミッキー&ミニーでした。
このパレードを最前列で見れたことで雨の苦労なんて吹っ飛ぶぐらい満足することが出来ました。
義弟も心が洗われた様でしきりに「来て良かった!」と連発していましたw
パレードが終わると近くにあった「トイ・ストーリー」のバズ・ライトイヤー・レーザーブラストが奇跡的に10分待ちだったのでそのままなだれ込み2人1組で楽しみました。日本ではファストパスがない限りあり得ない状況です。
その後はスターウォーズのオリジナルアニメが大画面で映し出されているステージ付きのレストランで夕食を摂り、最後はお土産を買って帰ることにしました。
食事を終え外に出ると眠りの森の美女のお城にプロジェクションマッピングが映し出されていましたが、後ろ髪を引かれながら混雑を避けお土産屋巡りをし、4姉妹はおばあちゃんにティンカーベルや不思議の国のアリスの人形セットやミニーちゃんのぬいぐるみ等思い思いのお土産を買ってもらって大満足でした。
お土産屋のレジでも何も言っていないのに「ジャパン!アリガトウ!」とまた日本人と認識されました。
別の所のレジで精算したお義母さんと義弟も口を揃えて「日本人って分かってくれた。」と言っていて、オランダに来てから挨拶される時は大概「ニーハオ?」と中国人と間違われていた身としては不思議な現象でした。
僕達のちょっとした日本語の会話から認識出来たのか?ディズニーランド・パリに訪れる日本人が中国人を上回っているからなのか?何故だったのでしょうか?少し気になる現象でした。誰か何故だか知りませんか?
というわけで、初のディズニーランド・パリは雨だったものの総合的にはやはり満足で、また晴れた時に是非来たいと思わせる素晴らしい空間でした。
帰りは途中のガソリンスタンドで仮眠を取りながら約500kmの距離を飛ばしてオランダへ帰って来ましたが、フランスとベルギーの国境付近の高速で明らかにカメラのフラッシュがピカッと光り、とっさにメーターを見ると法定速度より10kmオーバーでした。
たかだか10kmオーバーで違反切符がフランスからわざわざ届くのか疑問ですが、未だに少し不安を抱えています。
フランスから違反切符が来たかどうかは後々のりばいばる記事で明らかになりますw
なぜパリ・ディズニーランドスタッフが何のヒントもなく日本人と分かるのか?確証はありませんが、かなりの人種&人数と接して来ている経験から来る洞察力の賜物ではないか?と推測していますw
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?