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りばいばる#091 村上家のスペイン珍道中 2017 ~5日目 バレンシア あーやっぱり&考えられへん!~

これは2017年8月26日にAmebloに投稿した記事の"りばいばる"です。

2017年7月23日。スペイン滞在5日目。
前日はずれを引いたオリウェラの民泊を出発し、次の街バレンシアへ約200kmの道のりを走ります。

長距離走った後、停車するとディーゼルの硫黄臭が立ちこめる様な感覚でだんだんと不快感が増して来ていたのですが、もうこんな所まで来ているのだから気にしない気にしない。

バレンシアと言えば「バレンシアオレンジ」があまりにも有名だと言う事が当たり前過ぎる常識だと思っていたのですが、妻は「何それ?」と衝撃的な一言が!

世代の関係でしょうか?地域の問題でしょうか?バレンシアと言えば「バレンシアオレンジ」、オレンジと言えば「バレンシアオレンジ」ぐらい日本人には刷り込まれていると思い込んでいたのですが、そうでもなかったようですw

ただやっぱり「バレンシアオレンジ」しか思い浮かばず、特に目的地も決めぬまま、適当なショッピングセンターで昼食を摂り、子供達は一通りコインを入れて動く乗り物を堪能した後、観光スポットを求めて辿り着いたのは科学博物館や水族館のあるきれいで広い水辺のスポット。

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何となくウロウロして日本でもたまに見かける水辺に浮かぶ巨大なビニールのボールに入るアトラクションを初体験しました。

まず長女と次女ペアで入り、続いて三女と僕がペアで入りましたが、三女が怖がってしがみついてはなれなかったのと中は蒸し蒸しで暑い上、照りつける太陽を遮るものもなく、汗とビニールが接触し何とも気持ち悪い状態で制限時間をまだかまだかと待つはめに。

実際に体験した結果、もうえーかなw

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そして近くのショッピングモール内にある巨大なスーパーで水や夕食用の食材を買い、ミニオンに遭遇したので写真を撮り、この日はBooking.comで押さえた街中にあるUnited Colors of Apartmentsというホテルへ。

途中別の場所に事務所があり、そこに立ち寄って鍵をもらうシステムでした。
車を停めたとたん物乞いのおじさんが寄って来ましたがスルーです。

ヨーロッパらしい外観とカラフルに塗られた内装のメゾネットタイプのお洒落な部屋に、昨日のギャップもあり、みんな安堵の吐息を漏らします。

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キッチンのコンロで夕食を作ってくれようと母が準備を始めましたが、備え付けのガスコンロの火がどうやっても点きません。

先程鍵を受け取った事務所に妻が「コンロが点かないから見て欲しい」と電話すると「OK!1時間以内に誰か行かせるよ!」と言ったっきり結局誰も現れず。

オランダのいい加減さ?に免疫が出来ていた僕等夫婦は「あ~やっぱりか。」ってな感じで流していたのですが、そのいい加減仕事に慣れていない両親、特に親父は「どーなってんねん!何でけーへんねん!意味わからん!考えられへん!」と全く理解出来ない様子。

そりゃ日本でホテルがこの対応だったら支配人の平謝りでしょうけど、ここはヨーロッパのスペイン。

すぐ対応してくれたらラッキーぐらいな感じですが、これで仕事が成り立っているのが不思議です。

もし将来オランダで娘達が仕事をするようになったとしたら、周りがどうあれ、そういう所は日本人としてキッチリやらなアカンと教えたいと妄想しています。

そして夕食は結局カップラーメンになったのは言うまでもありません。

コンロ事件の間に親父が一人で散歩に出かけ、22:30頃案の定「迷子になった。」と電話があったので、ホテルの住所をLINEで送ってGoogle Mapにコピペするように指示。

帰って来れたのか確認せぬまま寝てしまったのですが、どうやら無事帰って来れたようですw

そんなスペイン旅行5日目でした。

約4年経った今、すっかり仕事への向き合い方がオランダ流になってしまい、きっちりしている日本の働き方に益々窮屈さを感じる様になってしまいましたw

先日も日本人の方々とのオンラインミーティングの時間決めで、16:00からということになり、無意識に「じゃあ16:00ぐらいからですね?」と口走った途端、他の方々から「いや16:00からですよ!」と総ツッコミされてしまいましたw

自分としては一瞬、皆が何をツッコンで来たか分からず、ポカンとしてしまうという、もう日本では働けない体になりつつあるみたいですw

別に16:00過ぎてからでもいいじゃんということではなく、ちょっとしたアバウトな言い回しですら、指摘されるという空気感がしんどくなっているという意味ですので、悪しからず。

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