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当事者意識は吸われる

よく、当事者意識を持って仕事をしてほしいという上司がいる。

もちろん、当事者意識はあったほうが良い。

多くの改善意見を出したり、ナレッジを共有したり、自ら考えて行動できる人材がほしい。

だけど、かつては改善意見を出したりしてくれた人が、意見を言わなくなることがよくある。

これは、個人の問題というよりは、組織の問題である。

アクションを起こしても評価されない、むしろ余計な仕事を増やさないでほしいと言われることもある。

生産性を向上した分、払われる対価も減る組織文化。

仕事の成果よりも、何人入れたかが評価されるSESのピラミッド構造。

組織は変えられないし、変わらない。

自分を変えられる部分は変えていくべきだが、変わらない部分を変えようとしてはいけない。

自責思考も大事だが、度を超えると体調を崩すので、程よく他人のせいにして生きよう。


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